2011年12月29日木曜日

東電 株価の今後

28日東京電力株が186円で引けた。
終値で200円を割ったのは6月13日以来、約半年ぶり。
枝野経済産業相が東電の西沢俊夫社長に対し、「一時的な公的管理も含めて検討してほしい」と発言。公的資金による資本注入で既存株の減資などを警戒した売りが出た。


6月9日に上場来安値の148円をつけた。これはザラ場で、終値では6月10日の190円が最低だった。
28日これを下回り、終値最低となった。

29日、イタリア国際入札が心配。うまくいかなければ、30日の日本は荒れる。暴落する。

2011年12月24日土曜日

赦しの秘跡を受けた

毎度心地よい。
償いのことをシスターが、何とか、と古い名称で言った。
何だったのだろうか。あの言い方。

イタリア 国債 日本

12月29日は大変気になる日だ。

イタリア国債の売り出し結果が分かる。

市場にとっては金正日が亡くなった北朝鮮も不安定だが皆目分からない。

イタリア、ポルトガル、スペイン、ギリシャ、日本の債務が多すぎることの方が予想がつきそうだ。

株式市場は、あと5営業日。欧米がクリスマスの休場。

フランスも国債格下げへの警戒が出てきて大変なときだ。

アメリカの日本国債を売りにかけているファンドが怖い。彼らは、徹底的に大金をもって売ってくるだろう。

昨日と今日でビジネス系を読んだ。
来年の景気も二つに分かれる予測だ。

イタリア国債入札が不調、入札未達になったら、つまり売れ残ったら、12月30日の日本の大納会は大荒れだ。たぶん暴落する。逆に調子よく売れれば、株価は一段高になる。私はこれを望む。というのは、この時は絶好の売り場だ。
きっと下がる。欧州の債務危機よりも、日本の危機が近い。でも、その後は円安で立ち直るだろう。その底の数年間で犠牲になるのは、正規雇用になれなかった人、年金生活者などの弱者だ。

2011年11月12日土曜日

ギリシャ イタリア これから スペイン 数年以内に日本

金融工学は、マネーゲームだ。何も生み出さないが、金を生む。一方で損をしている人が居る。国がある。

11月11日ユーロが上がったのは、イタリア国債入札がうまくいきそうだからだ。
7%を超えた国債利回り。高い水準だ。

次は、スペインがターゲットになり、利回りを上げられ、最後に日本か。

日本は、国内で国債を消化しているが、利回りの上昇は避けられないだろう。
国際的な金融のターゲットになれば。
為替も、国が介入して、大金使って75円台から78円台に持っていったが、またじわりと円高だ。
77円だ。
アメリカだって円高にいつまでも依存できないだろう。
協調した介入でないと意味がない。

ゴールドマン・サックスなどは、投資家にいろいろ推奨するが、自社はどうやっているか分からない。
自社は推奨と逆をやったり、推奨以前に先取りしているかもしれない。
ああいう投資顧問というのは、合法的な詐欺だ。

オリンパスもそうだ。証券業界が絡んでいる。むしろオリンパスの上層部は、金融の理論、テクニックに引っかかった被害者でもある。ただ、社員は可哀想だ。
内視鏡の世界シェア7割が泣く。

日本株は基本的に売り。
店舗を構える小売りは売り。特にデパートや家電。
東電300円しているが売り。

2011年10月15日土曜日

軽井沢

NHK BS 新日本風土記で、軽井沢の歴史と今をやっていた。

ライシャワー家の別荘を受けて、50年間、夏はここで過ごすという夫婦、発想を得るため別荘にいるという加賀乙彦、夏に集う外国からのキリスト教宣教師たち。

避暑地「軽井沢」、浅間山噴火、別荘、異国情緒、洋風、上流階級、開発でもうけた資本家。

階層の違いを感じる。

2011年9月20日火曜日

ガソリン高すぎ


ニューヨーク原油価格のこの1年の動き。
世界的な経済が悪いので、原油も上がらない。むしろ下がっている。
中国受容もそれ程焦りにならない。

一方、為替はどうかというと、急激な円高になっている。
現在76.5円である。
昨年夏は92円、今年3月でも84円していた。
また、火力発電の増加で、重油を増産しガソリンが余る。



原油が15%下がり、為替が1ドル8円安くなり、ガソリンが余っている。

それでも、ガソリン価格は下がらない。
元売りはどれほどもうければ気が済むのか。
適正な競争が行われれば、下がるはずだ。

2011年8月26日金曜日

東電株価

今日の終値は400円。376円で買い戻した売り玉。
今日は390円がらみで空売りした。

高すぎ

東電の原発は、17基ある。8月23日、柏崎刈羽原発7号機が定期検査に入った。
東電の原発は、2基しか動いていない。
検査後動かすことは、非常に困難だ。地元が納得しない。

それでも電力が足りた。ということは、原発がないと電力が足りないというのは嘘だった。


東電批判をするマスコミ

マスコミは、今、東電を批判する資格がないところが多い。
朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、皆論調は原発容認だった。
原発見学ツアーに新聞記者がお手盛りで行っていた。
私の読んでいる経済誌は、津波の事故当日の号まで原発の広告を載せていた。

自己反省をせず、ころりと主張を変える。これがマスコミだ。
マスコミは今、巨大権力となっている。
特に新聞は良くない。

2011年8月19日金曜日

東電 株価

今日は427円で引けた。
高すぎ。

福島の牛は市場に出る。解除になる。値は決して高くないだろう。
1頭80万円で国が買い取る。
茨城の米から基準内の放射性物質が検出された。
いくらかかるのだろうか。
東電の賠償は限りがない。

ところが株価は427円だ。

なぜなら、国が出す、電気料金は値上げする、会社は儲かると投資家が読んでいるからだ。

実際、こんなおかしな話しも、まかり通っていく可能性は高い。なぜなら、東電の経営陣は、自民党に献金し続けている。東電の労働組合は、民主党の支持層で大きな票田だ。東電という会社は、官僚に守られ、巨大な原子力関係産業と学会は、東電ともたれ合い状態だ。
東電をつぶそうという勢力が極めて弱い。

2011年8月6日土曜日

東電体質

東電労組中央書記長 石田氏の話しが日経ビジネスに載っていた。
東電労組は3万人組織で、下請けも入れたら巨大集票マシンだ。
民主党支持である。
組織内から地方議員も出している。
だからおかしなことを言っているのか。電力事業は重要だからつぶさない、というのは詭弁だ。
重要で国家がやっていることはたくさんある。
教育、福祉、医療、税務、出入国、戸籍、裁判、自衛隊、警察、・・・。

書記長の話
・社員4000人が原発に行っている。
・企業年金を2%カットする。
・企業年金は、会社の債務の支払に持って行かれることは考えられない。
・社員は電気が止まれば休みの日でも駆けつける使命感がある。
・一日でも早く避難先から戻っていただきたいのが本心です。
・月々の給与を5パーセントカットする。賞与を半減する。合わせて2割の削減をする。
・使命を全うしたい。

ばからしい話だ。これが東電の体質だ。
一般社会では当たり前のことを使命感と言うし、死んでいる人があるのに給与の2割削減という。
電力料金が上がり、税金が上がる。債務は10兆円とも言われる。

2011年8月5日金曜日

為替介入

為替に介入して、77円から80円まで円安に振れた。
しかし、きっとまた円高になる。市場最高値になるだろう。
理由:
○一部の投機ではなく、じわりと積み重なった高値だから。
○政府の口が間違っているから。喋る時を間違えている。介入してから喋るべきで、介入する前から喋っていてはだめだ。
○官僚を使いこなしていない。官僚が根回しをしていない。特にアメリカに対して。
○アメリカが、円高を容認している節があって、それでいくらドルを買っても無駄だ。また円高に戻る。
○アメリカと協調しなくては効果はない。それが出来ない政府だ。

2011年8月3日水曜日

東電処理

電子力損害賠償支援機構法案が成立した。
支援機構が東電の賠償を支援する。
間違い。

日本航空、チッソ、三洋証券、北海道拓殖、山一證券、みんな株主の責任、金融の責任を負わせた。
東電は次のようにすべきだ。

・会社更生法申請
・社員の報酬5割カット
・役員報酬8割カット
・株式の減資9から10割実施
・企業再生支援機構の支援
・核再処理のための積み立て取り崩して使う
・財産のすべて売却
・年金効率減額

株価が400円を超えている今、株主を温存しているだけだ。

東電は、労使で年金2%カットという。
賃金2割カットという。
役員報酬半減という。

甘すぎる。会社がつぶれる。給与はないと思った方が良いくらいだ。

2011年7月16日土曜日

芥川龍之介 菊池寛

芥川龍之介は、知識一本槍だから、ネタが尽きてきたと思う。
一方、同時代の菊池寛は、知識、感性も芥川よりも数段劣るが、経験が数段違う。
この二人を分けたのは、経験の差だろう。

しかし、哀愁を覚え、また読みたいと思うのは、芥川龍之介だ。
「父帰る」にしても、芥川龍之介の駄作に及ばない。

そういえば、この間の「文藝春秋」は素晴らしいできで一気に読んだ。つまらない週刊誌が400円、文藝春秋800円、文藝春秋は安い。文藝春秋をつくったのは、菊池寛だ。

遠く地の果てまで

遠く地の果てまですべてのものが神の救いを見た


新しい歌を神にうたえ 神は不思議なわざを行われた
神の偉大な右の手 そのとうとい腕は救いのちから
神は救いをしめし 諸国の民に正義を現された
いつくしみとまことをもって イスラエルに心を留められる
世界よ神に向かって喜びの声をあげ 賛美の歌で神をほめよ
たて琴をかなでて神をたたえ その調べに合わせてほめ歌え
ラッパと角笛をふき 神の前で喜びをあげよ
世界とそこに住む者は 神の前に喜び歌え

信仰の友

自分の信仰の友というものがほしいもの。

霊名の使徒トマの祝日を誰も祝ってくれもしない。

ただこれも、与えられた私の道なのだろうと思う。

2011年7月10日日曜日

聖トマの祝日

7月3日は使徒トマの祝日。
家族も信者なく、教会も自分から神父様に訴えて、おめでとうございますと言ってもらったくらいで、何とも寂しくもありました。

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まだ、なじまないので、ロザリオがしっかり祈れませんが、また祈りが変わってしまいました。


アヴェ・マリアの祈り(新しい)


アヴェ・マリア、恵みに満ちた方、
主はあなたとともにおられます。
あなたは女のうちで祝福され、
ご胎内の御子イエスも祝福されています。
神の母聖マリア、わたしたち罪びとのために、
今 も死を迎えるときも、お祈りください。
アーメン
(2011年6月14日 定例司教総会承認)


天使祝詞(この間まで)

恵みあふれる聖マリア
主はあなたとともにおられます
主はあなたを選び祝福し
あなたの子イエスも祝福されました
神の母聖マリア
罪ふかい私たちのために
今も死を迎えるときも祈って下さい
アーメン


天使祝詞(10年前までの文語調)

めでたし、聖寵満ち満てるマリア
主 御身とともにまします
御身は女の内にて祝せられ
ご胎内の御子イエズスも祝せられ給う
天主の御母聖マリア
罪びとなる我らのために
今も臨終の時も祈りたまえ
アーメン


英文
Hail Mary full of grace, the Lord is with thee.
Blessed art thou amongst women and blessed is the fruit of thy womb Jesus.
Holy Mary mother of God,
pray for us sinners now and at the hour of our death.
Amen


ラテン語
Ave Maria gratia plena Dominus tecum
Benedicta tu in mulieribus
Et benedictus fructus ventris tui Jesus
Sancta Maria Mater Dei
Ora pro nobis peccatoribus
Ora pro nobis
Nunc et in hora mortis nostrae
Amen


ラテン語の祈りを覚えてしまえば、変わらないのだとも思います。

2011年6月19日日曜日

福島第1原発関係で思うこと

福島第1原発で思うこと

・今後しばらく、湖や海に行く人は減る。
・セシウム137は半減期が30年だから、
「来年は放射線が激減している」
ということはないだろ。すると、住民、産業、交通はじわじわと追い詰められる。特に観光。
・半減期から考えて、今90μSv/hourのところは、90年後に1μSv/hour程度だろう。その頃まで住めない。双葉町、大熊町、浪江町の多く、南相馬市、葛尾村、飯舘村の一部。
・1号機は大丈夫だが、2,3号機はまだ爆発の可能性がある。この時また大がかりな放射性物質の拡散がある。
・半減期だけでは説明できない。減少は雨の影響で早まるかもしれない。
・福島県や茨城県が海は大丈夫だと言う。しかし、海水浴も釣りもサーファーも簡単には戻らない。
・ゼオライトの捨て場がない。原発の双葉や大熊町を捨て場にするしかない。
・今の線量なら、感受性が強いとはいえ、子どもたちもガン患者が増えることはないだろう。
・核燃料は、圧力容器、格納容器をも貫通し地下に行っているだろう。
・東電や政府は、今後も、悪い方向への予測変更を続けるだろう。
・東電の株価は500円台で最もたくさんの量が売り買いされた。次は350円程度が多かった。株価はこんなものではすまない。0円、100円でも不思議ではない。
・汚染水を循環させても、冷やし続けても、うまくいかず、結局コンクリートで塞ぎ、原発の土地を廃村にするだろう。
・福島市は、1~2μSv/hourである。計算の仕方によるが、体内に取り込むと10~20μSv/hourの内部被曝となる。
・福島県の汚染地の農業は壊滅的。海水浴場も、温泉も打撃はひどいだろう。
・人の購買や旅行、娯楽行動は、科学的な安全ではなく、安心がものをいうから、安心となるまでにかなりの時を要するだろう。

2011年6月13日月曜日

主よみもとに

主よみもとに 近づかん
のぼるみちは 十字架に
ありともなど 悲しむべき
主よみもとに 近づかん

カトリック聖歌658
聖公会430
賛美歌320

あまりにうつくしい

2011年6月12日日曜日

教会の兄弟のために

教会の友が苦しみにある中で何ができようか。
ただただ祈りしかない。

余命3か月と宣告されてから2年半。
1,2日と宣告されてから1週間がたった。

これはお恵みなのだろうか。
この苦しみをどうか取り除いてくださいとお祈りしている。

神ともにいまして
ゆく道をまもり
あめのみ糧もて
ちからを与えませ

また会う日まで
また会う日まで
かみのまもり
汝が身を離れざれ

2011年6月5日日曜日

かみともにいまして God be with you till we meet again

日本聖公会・聖歌集 497番 神ともにいまして
讃美歌 405番 神ともにいまして
カトリック聖歌集 660番 かみともにいまして

これらはみなおなじ曲。
送別の歌。
God be with you
主は皆さんと共に

死に逝く教会の兄弟のために祈りを込めて

1.神ともにいまして 行く道を守り
天(あめ)の御糧(みかて)もて 力を与えませ
また会う日まで また会う日まで
神の守り 汝(な)が身を離れざれ

2.荒れ野を行くときも 嵐吹くときも
行く手を示して 絶えず導きませ
また会う日まで また会う日まで
神の守り 汝(な)が身を離れざれ

3.御門(みかど)に入る日まで 慈(いつく)しみ広き
御翼の蔭(かげ)に 絶えず育(はぐく)みませ
また会う日まで また会う日まで
神の守り 汝(な)が身を離れざれ

2011年5月15日日曜日

仲知教会の牧者たち 感想5

「神の旅人」

神父様をこう表しているが、よく分かる。


「私に倣う者となりなさい」
パウロの言葉が紹介される。
そう、パウロは自分に倣うように、キリストに倣っている自分に倣うようにといろいろなところで言う。第1コリント、テサロニケ、テモテ・・。
このことが司祭に倣うとして紹介されていた。
カトリックらしい。

仲知教会の牧者たち 感想4

車を司祭が買った。当時は、車は診療所と司祭館にしかなかった。
テレビがある家はなかった。司祭館にはあった。
鯛ノ浦の伝道学校では白米が食べられた。家庭では麦ご飯が中心だった。
神父様は釣り船を持っていた。趣味のために。
仲知教会の司祭館は、30年前に、2,000万円以上の建築費をかけた鉄筋コンクリートの建物である。すべて信者が負担した。
信者からの貢ぎ物で、大量の高級魚があった。


こうしたことを読むと、いかに神父が物質的にも恵まれていたか分かる。
今の私たちの教会はどうか。
神父様は私たちの生活水準さえままならない。
せめて衣食住を満足させたい。
食事を作って差し上げたい。

トラピスト修道院に泊まるとき、ある司祭は肉を焼くブラザーを連れてきていたと、昔聞いた。

2011年5月14日土曜日

仲知教会の牧者たち 感想3

御高齢のA神父様は、司祭になって教会に派遣されたばかりの若いB神父様にこう言った。
A:「ミサ依頼はありますか。」
B:「大丈夫です。巡回教会も3つありますし。」
A:「それはよかった。困ったら教区に頼むんですよ。」

かつて、この会話に偶然接した。その意味を、「仲知教会の牧者たち」で知った。

「・・・司祭を助けるために生活費のほとんどをごミサ料に捧げた方・・・」383p上
とある。
ミサ依頼は、神父の小遣いなのだ。

放射能被曝によるリスクと他のリスク

放射線量には発がんリスクがあるが、他のリスクを考えないで、放射線ばかりがクローズアップされる。
JPHC Studyによると、他の発がん因子も相当なものだ。
今、国民は1μSv/h程度で騒いでいる。
「年間総計1mSv以下にせよ」と。
しかし年間総計1,000mSvであっても、エタノール換算で週当たり450g飲酒の人と同じリスクである。これは毎日日本酒2合から3合を飲む人に値する。発がん相対危険度が1.4倍になる。
受動喫煙や肥満は、発がん率1.2倍(BMI30以上)である。
継続的なタバコ喫煙の発がんリスクは、1,000mSv~2,000mSvに相当する。
肺がんに対しては、タバコは放射線2,000mSvと同じレベルだ。

ダイオキシンやその他薬剤による食物汚染をもっと考えなくてはならない。

東電株主

東電賠償において、大変な資金が要るが、その責任の一つは株主に課すべきが市場経済の論理だ。どこの世界に債務超過を国が負担するところがあるか。100%減資、株価の価値は0となるのが当然だ。東電が将来にわたって返済することになっているが、その原資は電力料金だ。それは国民負担だ。本来はまず、債権者が負担すべきだ。株主や社債権者などは、当然の賠償を負うべきだ。
だから株価が高く安定している。
株価は、2,000円から急落し1,000円で寄り、500円である。戦後最大の危機に際し、500円は高いだろう。会社をつぶすと返済も電力供給もできないから存続させるとしてもつぶす危険のある50円はだめだが、高過ぎ。100円に落ち着くべきだ。

政府が13日発表した福島第1原子力発電所事故による東京電力の損害賠償支援スキームは、株主や社債権者などを事実上免責する。

too big to fail

株主は別だ。
株主は、リターンを期待し、実際得てきていた。だったらリスクも負う必要がある。

株式は100%減資となり、次に貸出金や社債がき損していく順番をたどるのが、市場原理に基づいた通常の破綻処理のケースだ。

あやしい力を感じる。
私は、売り一本槍できた。1,000円も売り、500円も売りだ。東電は、今、日本の金融市場がまともにいくのか試す銘柄になっている。まともなら今の値段は高い。売りで儲かる。

2011年5月10日火曜日

仲知教会の牧者たち 感想2

仲知小学校は、この春統合され廃校となった。
この小学校は、7年に3人の校長が替わったと記される。

この小学校の校歌は、神父様の作詞。
この小学校の行事の写真には、シスターが写っている。
この小学校の全児童保護者がカトリックの信者。
この小学校は公立小学校である。
こんな所に勤めてみたいものだ。

2011年5月8日日曜日

放射線について

カトリック浦和教会にて、長崎大学医学部教授の山下俊一先生の講話を聞く。

今回の放射線による恐怖と影響の具合を教えていただいた。

仲知教会の牧者たち 感想1

下口勲師による
「仲知教会の牧者たち」
を興味深く読んだ。

日本で咲いたキリスト教、と土着。
五島はやっぱり、信仰、という点では日本の異郷だ。

Pray for Japan

日本人がんばれ とか
東北地方と一緒 とか

何だか大義を振りかざされてもどうしようもない

3月11日からずいぶんたくさんの言葉や映像が飛び交った。

これはちょっとすばらしい。
こういう道もあるのだなあ。

日本に癒しをもたらすための十字架の道行き

フランシスコ会シスターの言葉

2011年5月5日木曜日

井上ひさし 平原綾香

放射線被曝の問題を考えていて、井上ひさしの「父と暮せば」を読んでみて、この作品はすごい力を持っていると思った。
井上ひさしは天才だった。

復活祭を前に、ローマ法王が日本の子どもの質問に応えた。
「どうして悲惨なことが起きるのか。神様はどうしてこんな事をするのか。」
に対して、
「わたしもわからないんだ。」
という。

そもそも、原子力というのは、発電に向かないのかもしれない。科学的にもっともっと安全にという、何重もの囲いをしても。
ミスはきっと起きる。起きたら取り返しが付かない。

平原綾香
良い曲をたくさん歌っている。音域がせまいからか、どうもうまくきこえない。

被災地を走る

3月11日から毎日相当の時間、ニュースを見て、新聞読んで、涙ない日はないほどだ。原発の問題もあって気が休まらない。

この惨事はボランティアするでもない私が見に行っちゃ、交通の邪魔だし物見は良くない。しかし、被災地の中では道路が混雑しないところもあり、迷惑にならない場所なら見ても良いかと思った。

北関東自動車道から真岡、笠間、ブルーシートの屋根を見る。
栃木県の方がひどい。地盤か、家か。どちらのせいかは知らない。
茨城県に入ってゆったりした道路を走る。
常磐道を北上し、北茨城で降りてから国道6号線を海沿いに北へ走る。

家々の1階が洗いざらしの所もある。
港では舟が打ち上げられている。

近代美術発祥の地と言われる五浦海岸。六角堂は流されてなく、ホテルも閉鎖状態。
灯台がある。真っ白な灯台は美しい。私はどうしてか分からないけれど、古い教会と共に、灯台が好きだ。古い寺はもっと好きだ。

ちょっとしたトンネルを抜けて福島県に入ると、いわき市勿来(なこそ)。勿来はもともと関があった。そういう地形を感じる。
これほど広い海水浴場はめずらしい。あまりに美しい砂浜。
遠くに常磐共同火力勿来発電所が見える。ここは東北電力と東京電力の共同出資発電所。東京電力は、東北のここでも発電している。

原発の事故が収束し、海水中の放射性物質、放射能がどれほどに落ち着くのか分かってこないと、この夏、この海水浴場で泳ぐ人は少ないだろう。

いわき市から、磐越道で郡山に向かう。この、ちょっとした低い山々を越える曲がりくねった高速道路では、新緑がきれいだ。田村市では放射線量が小さいのに、郡山に入ると大きい。減ったとはいえ、田村市は0.5レベルで、郡山市は1.5マイクロシーベルト毎時ある。
チェルノブイリの事故でも、放射線量は、同心円状には広がらない。風に乗って物質が飛ぶし、雨が降ればそこに落ちる。
二本松、郡山、安積、と放射線量が多いのは、福島第一原発の南の「いわき」よりも、風向きのために放射性物質のチリが北西に飛んでその後南下したためだ。文科省発表のデータでも、ポイントポイントで線量が多いところがある。

2011年5月1日日曜日

エフェソ人への手紙と

エフェソ人への手紙の2章8節から10節と、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番の第2楽章の始まり部分は非常に合う。

救いは自力ではなく、神のたまものであること。
行いに基づくものではないこと。
私たちは神の作品であること。

マーラーのアダージェットもそうなんだが、オーケストラでありながら、一つの楽器の柔らかで穏やかな、静かなゆっくりとした単調なりズムからの始まりというのは本当に心安らぐ。

2011年4月30日土曜日

子どもたちの被曝

 細野首相補佐官は昨夜、辞任表明した小佐古敏荘内閣官房参与が甘すぎると批判した学校の校庭利用制限に関する放射線量の基準について「われわれが最もアドバイスを聞かなければならない原子力安全委員会は年間20msvが適切と判断している。政府の最終判断だ」と述べ、変更しない方針を示した。

 東電ばかりが謝っているが、原子力安全委員会・原子力保安院の政府関係者は謝らない。責任は半分ある。その原子力安全委員会のいう話を聞くべきだというのは間違っている。20msvでは、子どもは危ない。

 被曝線量はできるだけ下げなくてはならない。郡山市が行った学校の庭の土の除去は,功を奏した。放射線量が1/3以下になった。やらなければ、半減期が30年なのであるから今後ずっとサラされる。

 「3msvで安全なのだから、余計なことをするな」
と大臣が言ったという。とんでもないことだ。

 国が、委員会の言うとおり、「安全だ」としたのだから、やらなくてもいい、ということだろう。しかし、国や委員会の基準通りにやってきたら、今回の放射線もれを起こした。あんな低い位置に発電機を置いて津波をかぶって使えなくなり、それを許可してきたのは国だ。

 国は、これまで守ってきた基準を次々と甘くしている。超法規的措置を繰り返して間違いの上塗りをしている。一般人の被曝線量の限度は1msv/y(年)。

 次に、給食の話

 一般人が、福島のため、茨城のために多少の汚染された可能性のある野菜をたくさん食すのはかってだ。あまりにも悲しいというか無知というか、悲惨なことだが、仕方ない。
 しかし、給食に汚染された材料を使うことはいけない。
「基準値以下なら良い」
というのは間違っている。汚染された野菜なのだから、基準以下でも地産地消は間違い。
 食品による被曝と、外からの被曝を合算すべき。被曝を合わせて計算していない。それぞれを分けて
「20mcv以下だから大丈夫だ」
という。ある論調は、
「子どもたちは1/2、1/3の線量で大人と同じだ」
という。だったら、1mcvをがっちり守らねばならないのに、福島県の乳児、幼児、小学生、中学生が大量被曝している。可哀想だ。0.5%程度のガンの発症はかまわないというのが政府の本音なのだろう。原発関係、近所の住人がパニックを起こして国家的惨事になるよりも。
 沖縄を犠牲にして本土を守った先の大戦と同じだ。福島を犠牲にして全国を守る。もし、線量が高い福島市、郡山市、白河市まで避難させたら、国がもたない。
 むごいことだとおもわれる。

つかえる

キャサリンさんは
宣誓の中で「夫に仕える」部分を省いた。
それは聖書の誤解から来ていると思う。

夫婦とは共に神に仕えるパートナー

パウロでさえ男尊女卑的な面は否定できないところだし(コリント1)、一概に男女対等な聖書観を語れない。
しかし、つかえる、という意味はヘルプではなく、パートナーなのであって「互いに」なのである。だから、あえてキャサリンさんは「夫に仕える」部分を省かなくても良かった。むしろ、教会でやっている以上、神に仕える、それを共にする、という意味から仕える、は言ったほうが良かった。

2011年4月29日金曜日

日本語

 負けた戦争の影響で、教育は「国」をおろそかにしてきた。
(アメリカの軍事的な庇護があったから成功したが、普通なら侵略されている。戦後の自民党政権と官僚の優秀さでもある。)
 おそらく私たちは最も日本という国を意識しない世代だ。愛国心という狭いものではなく、日本人としてのアイデンティティーが不安定だ。
 しかし、私はつくづく日本人としての自分を意識しなければならない。それは、日本語がどれほど私に重要かということだけをとっても明らかだし、キリスト教徒としての自分の立場がしっかり根を張っていない一つの要因でもある。
 日本語が私の精神を包み、はぐくみ、礎となっている。日本語をなくして私はないし、私は日本人で、日本語を使い、思考しながら、それでもイエス様を師として歩んでいきたい。キリスト教では(特にミサ典礼が重いカトリックでは余計だが)、日本語になじまない歌を歌っているし、式の進み方が全く日本的ではない。典礼聖歌は、日本人が作曲して本当に美しいし、内容を感じさせる素晴らしく日本的なものだ。しかし、その歌詞は詩篇からとられているから、どうしても風土、文化があわない。
 仏教のお経よりはましだと、シスターと話していた。なぜなら、旧約聖書も、日本語訳されているがお経は漢文だから。

 日本語、それは私にとって非常に重要な言語だ。歴史が古く、文化そのものだ。そこには日本人の歴史・魂が込められている。

説得している教育長さん

飯舘村で今でも45人の幼児から生徒が生活している実態がある。
教育長さんは、退去避難するように説得しているという。親の言い分は、年老いたものがある、仕事がある、避難費用がない、から退去できないという。

しかしこの善良な人たちは、被曝線量が多すぎること、子どもへの影響がかなり危険なことを知らない。村や県や国は甘く言っていてはだめだ。
強制退去命令をしなくてはならない。将来この45人のうち、何人が、ガンになってしまうだろう。100ミリシーベルトで言われている0.5%でも1人が発症する。

飯舘村はほぼ全村が、国の甘い計算によってさえ、1年後には5ミリシーベルトから10ミリシーベルトを被曝する。国の計算は、屋内で1/2.5に減ぜられているため、実際は2倍になる。学者によれば、子どもは2倍から3倍の被曝影響があるとされるから、4から6倍の影響がある。これは、100ミリシーベルトに近く、原子炉内作業員の制限(50)を超える。
説得している場合ではない。

2011年4月28日木曜日

土を取ること

福島第一原発の放射線は、最近は、ヨウ素が半減期の半減期でどんどん放射線を出さなくなったからか、各地の一定の放射線量から減らない。高値安定だ。

郡山市は、今日、一部の学校の庭の表土を校庭の一箇所に集めた。その結果、3マイクロシーベルトあった放射線量が、0.6マイクロシーベルトになったという。この土をどうするのか、処分場がないと騒いでいる。しかし、一箇所に集めただけでもすばらしい。子どもたちの被曝量が1/5になった。それも、1日や2日ではなく、何年もずっとである。
国が何もしないし、高値の数値を出して安心させているから郡山市教育委員会がやったのだろう。

1ヶ月以上たった今、空気中に浮遊している放射性物質は少なく、校庭の土の表面には、セシウムを中心とした放射性物質があると思われる。これらは早くしないと土の中に入っていく。雨が降るから。そしてこれから20年30年と低レベル放射線を出し続ける。

郡山市教育委員会は偉いと思う。
処分場近辺の人々から文句があるが、校庭のすみに積んでおいたらいい。そこにコンクリで固めたらいい。放射線の力は距離の2乗に反比例する。
校庭が0.6マイクロシーベルトになったのだ。

放射線に対して子どもは大人の2倍から3倍の影響を受けるとノーベル賞受賞したアメリカの核物理学者が言っている。1ミリシーベルトを上限としていたのに、文科省は20ミリシーベルトを上限と変えてしまった。


室内は4割しか被曝しないと言い出して、これは危険な計算だ。放射線は光に近い。光は、木造校舎を突き抜ける。車の中でも突き抜ける。ガラスも突き抜ける。
線量を医療行為と比較して安全だとも、文科省は言い出した。

文科省が安全という3.8マイクロシーベルト/時、3.8×24時間×365日=33,288マイクロシーベルト=33ミリシーベルト これは、子どもが3倍影響するとすれば、100ミリシーベルトを受けることになる。0.5%の発がん率であることが分かっている。1,000人に5人が放射線のために発がんするのだが、それがたいした数字ではないというのだろうか。交通事故や自殺者よりも多い。

むごいことだ。

2011年4月10日日曜日

国債は

震災は地震よりも津波が大変だった。先が見える災害が多いのだが、見えない今、大変なのは原発。
それでも原発は止まらないだろう。

国債の格下げは大変なことなのだ。
震災後の今、最も心配なのは国債金利。
金融上のパニックは近いうちにやってくるだろう。
それは国債の金利高騰。
今の1.2%を維持できないだろう。

国債が売られるようになれば、金利が上がる。上げなければ買わないからだ。
しかし、日本は保険会社や証券会社、銀行を国が縛っているから、簡単には国債を手放さない。保持者の国内比率も高い。
しかし、こういうゆがんだ手法はいずれ爆発する。
地殻のゆがみが大きく戻して、地震になったように。
実体経済を曲げて何とか持ちこたえても、いずれはきっとゆがみが是正される。それが金融パニックとなる。
今回の震災にかかる膨大な経費を国債でまかなえば、きっと大きな反動が来る。それは、経費を増税でまかなうよりも大きなつけを国民に、特に経済的弱者に押しつけることになる。
対応は、増税しかないのだ。

株だってそうだ。株が下がらないように、制度的に空売り禁止をしたほうが良いという政治家が必ず現れるが、そうしたら反動が大きい。
実体経済をよくしないで、株価を買い支えたら、きっと実態にあったように是正される。それが資本主義市場経済だ。その間隙で、先に外国人にやられる。

だから私たちは何をするかというと、
1 暴落する前に、株の空売り。
2 円安は必須。今、外貨の買い。

2011年3月17日木曜日

株と為替予想

2011年3月13日日曜日 私は円高株安を予想した。
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3月11日 金 の震災では、これから円と株が次のように動くだろう。
・円は対ドルで最高値を更新するかもしれない。
・日銀はどの程度主張するかにかかっているが、強く言わないと円高になる。
・株価は乱高下するか、だらだら下げる。一度上がって乱高下しても下げる。
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2011年3月14日 9,620.49 大暴落
2011年3月15日 8,605.15 大暴落
2011年3月16日 9,093.72 少し上げた
2011年3月17日 8,962.67 少し下げた

為替は、3月17日 対ドルで、円が市場最高値を更新した。

予想当たり。
そこで、これからだが、
為替:ここまで。これ以上の円高はない。
株:乱高下する。しかし、きっと下げる。9,000円なんていうのは高すぎる。7,000円台になるだろう。時間をかけてもきっとなる。

結局売りまくればとれるだろう。

2011年3月13日日曜日

円高株安

3月11日 金 の震災では、これから円と株が次のように動くだろう。

・円は対ドルで最高値を更新するかもしれない。
・日銀はどの程度主張するかにかかっているが、強く言わないと円高になる。
・株価は乱高下するか、だらだら下げる。一度上がって乱高下しても下げる。

というわけでこんな時に何ですが、株は何でも売ればとれるだろう。
具体的には、製造業、ゲーム業界、百貨店、小売業者など。

2011年3月6日日曜日

ルルド

教会のルルド


フランスのルルドには、カトリック教徒ならば一度は行きたい。近ければいけるが、フランスじゃあ。

ベルナデッタという少女に、マリア様が何度も現れた。
マリア様の言われるように掘ると水が出てきた。
それがルルドの始まりだ。

我が教会にも30年近く前にルルドができた。
私もここでよく祈らねばならない。

2011年2月27日日曜日

大衆迎合政治

国や地方が、今までの社会的サービスを維持するなら、ますます増加する歳出をカバーする税収が必要だ。
ところが、政治家は黙っている。分かっているが言ったら選挙で負ける。
報道では、14府県知事が消費税率アップを自らの選挙で訴えるという。
立派なことだ。栃木、埼玉、山梨、岐阜、静岡、大阪、兵庫、鳥取、広島、山口、福岡、佐賀、熊本、大分の14府県が税率アップ主張。
青森、愛知、滋賀、和歌山、島根の5県が「ない」とした。
ひどいのは、態度を明らかにしなかった他の県だ。

河村氏はポピュリスト。選挙は、大衆迎合スローガンを掲げて勝つ。大衆運動の形で、マスコミを利用したキャンペーンを行う。単純な言葉を繰り返して、大衆を巻き込む。ファシズムと似た作戦を行う。
河村は名古屋市議会に提出した。
1 市民税の恒久的な10%減税
2 ボランティアの市民が市予算の使い道の一部を決める「地域委員会」の創設
3 議員報酬の半減

このうち、1はもってのほかで、2は未熟。3だけが賛成だ。そもそも政治は井戸塀政治家こそが行うべきだ。政治は、名誉だけで、金を求めない、ボランティアだ。

マタイ6:24

教会では急に朗読を指名されるからめまいがしそうな今朝などは困る。

神父様のマタイ6:24-説教では、衣服よりも、食べ物よりも現代の悩みはつきない、健康、家庭、家族、仕事、将来。
我々は、もともとすべてを自分の力で行うことができるような夢の中で生きている。
成功は自分の努力のため、失敗は自分の怠惰のため、と考えてしまう。
神が与えて神が養ってくださっていることを。
私たちを自分の思い悩みから解放するのは、神様。今日を生かされた者として、精一杯生きることができたら素晴らしい。神の摂理、神のはからいがある。
頭ではなく、心で、神は導いてくださるとしっかり入っていれば、大きな心配はなくなる。神への信頼をもって。

揺れの中で、前をゆく一生を捧げる、修道者。そう思った。

2011年2月26日土曜日

わずかでいい

わずかでいいから有料化

救急車

年々増加している。有料化賛成。タクシーじゃない。悪質化しているから仕方ない。
安ければいいのだ。
生死に関わるから、高いのでやめたというのは良くない。
不要な出動を減らすことが目的だ。経費をまかなう訳じゃない。
消防庁のようにこんなのアンケートとって、有料化に賛成ですかとやれば、反対が多くなる。なぜなら、大局的な見方ができないで自分の目先の利益しか考えない人が過半数だからだ。

生活保護者の医療費

無料は良くない。わずかでいいから取るべきだ。1割でも、0.1割でもいいから負担させるべきだ。
携帯電話に1万円使い、タバコ吸って、晩酌している生活保護受給者が、医療費の200円を払えないはずはない。100円でも払うとなれば、診療が減るだろう。
不要な受診を減らすことがねらいだ。

売り銘柄

サークルkサンクス
コジマ

いまはうりどき

原油は90ドル。上げ基調だが、もっと上がるだろう。
円はきっと安くなる。そしたら国内の油は相当高くなるだろう。

前橋教会 カトリック

過日カトリック前橋教会に行ってきた。
(はじめて教皇大使を拝見した。外交官用ナンバーの車でいらした。)
ゴチックの石の風合いの外観はカトリック松が峰教会に負けるが、ステンドグラスや天上やライトはすばらしい。
国・登録有形文化財(2001.11.20)

「神を畏れることは知恵の始まり」と柱に掲示。





箴言9・10
主を畏れることは知恵の初め
聖なる方を知ることは分別の初め。

トマス・ア・ケンピス/キリストに倣いて/1・2・1
人は生まれつき、知りたいと望む。けれども多く知ったところで、神を畏れる心がなければ、なんの役に立とう。

2011年2月23日水曜日

ミッション3

仏教徒が海外布教団を結成し、大金と多数の僧侶を組織して、キリスト教国やイスラム国に命をかけて布教するなんて話は聞いたこともない。仏教徒が自分の属する寺や、宗派に寄進するのは良くあるが、海外の仏教徒や僧侶育成に寄付するというのも聞いたことがない。

それをいまだにやっているのが、新旧両キリスト教なのである。

ミッション2

浅い知識だが、ニュージーランドは、アングリカンが多いだろう。
クライストチャーチの地震のニュースで大聖堂の尖塔の崩壊を見て、果たしてこの国はカトリックなのか、アングリカンなのか、長老派なのかなどと思っていた。

あの聖堂の写真では、どうもプロテスタント圏ではないように見えた。するとカトリックか、聖公会だ。日本の教会で感じるのは、聖公会はどうも石が似合う。石造りが多いように思う。ヨーロッパからの方角から、正教ということも無かろうと考えていた。
たぶん、イギリス支配だったんじゃないかな。すると、やっぱりアングリカンチャーチなんだろう。

キリスト教のミッションは、その国の土着の人たちの宗教も変えてしまう。
南米がその例だ。あの人たちは、実に熱心なカトリックであることが多い。
フィリピンもそうだ。
南米では、ペルーなどのスペイン語圏ほうが、ポルトガル圏のブラジルよりもカトリックには熱心な気がする。
それにしても、あの明るさは学ぶべきものがある。

ミッション1

カトリックの外国宣教会は、主たる宗教がカトリックではないところに集中する。
例えば、パリ外国宣教会は、400年の歴史をもち、アジア宣教をする。日本にとって、どれほどの人的物的支援がされたかを思うと感謝に堪えない。特に、明治の長崎、横浜においては、250年にわたるかくれ切支丹の発見だけではなく、かなりの支援がされた。現在もかなりの数の司祭が日本にいる。

ミラノ外国宣教会もアジアへの宣教をしている。人口の0.4%のカトリック教徒のために今もかなりの数の司祭が日本にいる。

このおせっかいのような宣教をどう思うか。
キリスト教が仏教よりもすばらしいのか。
絶対的に優位なのか。
真実なのか。
 
でも、一人一人の神父様を見たら、また、彼らが行ってきた仕事を見たら、やはり感謝しかない。

2011年2月20日日曜日

今日のミサ

神父様の異動が決まり、何だかショック。
神父様はどのような気持ちなのだろうか。
最近は、人としての神父様を思う。
神父様も人なんだ、人としての弱さ、なかしさ、辛さを感じるはずだと。

今日のミサは、アガペーの愛について。
イエス様のおっしゃった最大の所だと思う。
旧約の言う隣人愛から、すべての人への愛。

マタイ5・17-

2月13日の主日のミサはマタイ5
律法について説教があった。

律法は613あるが、守っているだけではいけない。
最大の律法は「殺すな」だが、
「殺さなければ良い」のではない。
決まったことを守るだけではなく、神の御旨を守る、神が望まれるような人間の生き方を愛という一点に集中し、神への信頼のうちに生きる。
命を大切にする、愛というもの。この核心が無くては、律法を守っていても空しい。
罪と死から解放された者としてどう生きるのか、小さな事でも愛の心をもって生きることが意味がある。

ためになる良い説教だった。

2011年2月6日日曜日

主を畏るるは学問のはじめ

シラ1:14

主を畏れることは、知恵の初めである。知恵は、主を信じる人たちに母の胎内にいるときから与えられている。

シラ書は、主を畏れよと何度も言う。
1の14はシラ書の中で好きな言葉。

ミサの典礼では、詩編がよく使われるが、このシラ書も良く出てくる。
神への畏敬は、学問をはじめるノ最も基本的なことがらである。

2011年1月29日土曜日

修道者の独身について5

お釈迦様も出家にあたって家族を捨てた。
神道でも、伊勢神宮の儀式の前には、神官は別居する。清める。それが、ただ同居して禁欲するのではなく、世間から隔絶して生活するのだ。

カトリック教会も、修道生活を見直すときが来るのだろうか。私は絶対反対だ。
たとえ司祭不足となっても、教会はその美しい光を失ってはならない。
教会の光は、一つは修道者だ。禁欲をなくしたら、それは修道者ではない。
禁欲生活をします、っていう本当か嘘か分からない条件を付けて、家庭生活を認めて叙階させる、その歴史的な事実をまたやるという時代が来るのだろうか。そうなら本当に悲しいことだ。
修道者は立派な人。特別な人。それは純潔という岩の上にある。
教会の泉だ。
修道者の貞潔という、とんでもなく難しい原則を守り通しているからこそ、美しいのだ。
何か信じられるのだ。
修道者は、カトリック的にいえば、神と私たち信徒の間にある通訳だ。

禅宗で、陰ながら汚い仕事もいとわず、誰にも知られず、清貧に生きる僧の行いを「陰徳」と言っている。カトリック修道者も同じだ。
彼らの存在こそが、宗教を支えている。
カトリック的に言えば、修道者が生活を家庭的にしたら、誰が取り次いでくださるのだろうか。もはや、死者しかいないではないか。

修道者の独身について4

では、高位聖職者は皆貞操を守ったかと言えばそうでもない。
ただただ、重要なのは、その後なのだ。以前妻があったというなら、ペテロでさえそうだ。

ペトロには妻子があったが、イエスは使徒の頭とした。
アウグスチヌスも、間違いを犯したが、純潔に生きた。
教皇や聖人も結婚していた。
教皇フェリックス三世は2人子どもがあった。その直系に教皇グレゴリオが生まれる。
司祭ユクンドゥスは教皇ボニファシオ一世の父。
司祭ペトルスは教皇アナスタシウス二世の父。
教皇ホルミスダスは教皇シルヴェリオの父。

結局、修道者が妻子と一緒に暮らしても、禁欲すればいいじゃないか、それが、今の最低のカトリック教徒としての許される限度だ。

しかし、一つの家に妻子があり、禁欲していても、私たちとおなじように、妻の愚痴に悩み、収入が多いだの少ないだの、子どもの養育で悩んだり、孫ができたと喜んだり、そんな修道者から聖体をいただけるか?

昔、信者を平信徒と言った。いい言葉だと思う。信徒と修道者は格が違う。私は思う。

もっとも、ヨセフさまも、マリアさまと禁欲のうちに暮らしたのでした。

それにしても、禁欲に暮らすことは、神の恩寵だと思う。それは特別の人に与えられた特別の能力だと思うし、それをもって召し出しというのだ。神と人に身を捧げる、たいへんな力なのだと思う。

聖レオは、アナスタシオへの手紙で
「もし結婚生活の快楽にまだ終止符を打っていないのであれば、それがだれであろうとも、レビ的つまり司祭、または司教の職の尊厳にふさわしくない」
叙階は、禁欲、特に性的な禁欲を保てる特別の人だけが受ける秘跡だと思う。

教皇フェリックス三世も、教皇アナスタシウス二世も、教皇レオの禁欲の教義を変更しなかったのである。

修道者の独身について3

修道者の尊敬のためにも、教会の維持のためにも、聖公会と妥協してはならないのではないか。聖公会信者が改宗するのはよいが、カトリックの伝統や規則に、聖公会の規則を入れるのであれば難しい。ましてやミサ聖祭は。
司祭が結婚しているかどうかは問題ではないかも知れない。しかし、禁欲的であるかは重要だと思う。

聖エピファニウスは、禁欲に価値を置いているのだ。
禁欲が無くて、どうして霊的な力があろう。4世紀から言われる。
修道生活ができるかどうかの重要な能力の一つは、禁欲ができるかどうかである。

修道者の独身について2

 すでに、紀元4世紀、聖エピファニウスは聖職者は禁欲的であるべきだと言っている。信徒が多くて、司祭が少ないから仕方ないというようなことも言っているそうだ。

この今の時代もそうなのだろうか。
人が少ないから規律を緩めて多くするのか。
信者獲得や司祭養成がねらいか。

修道者の独身について1

私が修道者を尊敬する大きな一つの理由は、修道者が独身であることにある。
禁欲という意味での独身である。
キリストが、人々のために独身であったように。
司祭もそのキリストの道を歩むものとして、独身でありたい。

カトリックは、ペテロがはじめのローマ法王である。ペテロには妻子があったようだ。
ルカ18章、ペテロ「わたしたちは自分のものを捨ててあなたに従って参りました」
イエスは言われた。「はっきり言っておく。神の国のために、家、妻、兄弟、両親、子どもを捨てたものはだれでも、この世ではその何倍もの報いを受け、後の世では永遠の命を受ける」
パウロも妻帯者だろうし。過去はどうあれ、叙階の条件として禁欲しなければならないというわけだ。

アングリカンとカトリック

 2009年、イギリス国教会の Traditional Anglican Communion が、カトリック教会への改宗が行われた。しかし、私が知る限りでは、改宗ではなく、混入だ。カトリック側が教会規則を変えて、Anglicanの伝統を入れたミサ等を受け入れるからだ。
 しかし、私は気にしていなかった。身近でないから。ところが、教区に聖公会からの改宗聖職者が誕生する。こうなると心境は複雑だ。彼は妻子があるのである。
 妻子ある司祭。
 そもそもカトリックからの分離は、ヘンリー8世の離婚問題だから、リベラル派当たり前だが、
「キリスト教本来の教義は非常に一致している」
との神父さまのお話。ただ、宗教改革のカルヴィニズムは入っているだろうし、聖公会は、ローマを認めないし、国によってちょっと憲章が違うらしい。例えばA国の聖公会は同性愛を認めるが、B国の聖公会では認めないとか。
 そもそもカトリックへの改宗者が増えたのは、女性司祭、同性愛、シングルマザーなどを許容する、アングリカンのリベラル化への抵抗だろう。Traditionalなアングリカンはそれで結構だが、カトリックでそのミサ等をどう受け入れるのかなあ。
 教会法はどうであっても、私は、妻子ある司祭からより、独身の司祭から御聖体を拝したい。

2011年1月22日土曜日

株高と空売り

最近株が高い。アメリカが株高だから。
しかし、日本は売りだと思う。
理由は、

1 税収などの歳入は37兆円。公債による歳入が44兆円。累積債務が900兆円にならんとしている。つまり、全収入37万円の家で、44万円借金をし、これまでの借金が900万円ある。

2 今の日本の政党では対策を講じられない。あまりにもポピュリズム的で、将来を考えず、ただ当選し権力を得ることがねらいの国会議員たちには、対策を打てない。

3 いずれ日本の債券が売れなくなる。金利が上がる。ますます借金は増える。税収のほとんどが借金の金利にならんとしている。そのとき、強烈なインフレしか打開策がない。

今朝の朝日新聞では、次のように伝えた。
・2009年度に支払われた生活保護費が3兆円を超えた。
・病気や障害がなく、働ける年齢の世帯は23万世帯で、2年で倍増した。
・大阪市は1年3,000億円かかる。

私は、増税と、生活保護法の改正など、社会保障制度改革をやるしかないと思う。
・消費税は20%にして、食料、医療、教育、衣料を無税とすべきだ。
・「最低限度の生活を保障」というのを下げるべきだ。
・働けるのに働かない場合は、収入が無くても、保護支給を切るべきだ。
・贈与税、相続税はもっと取るべきだ。

しかし、それをやろうとする政党が一つもない。政府は
「保護受給者の就労と自立を促す」
などとたわごとを言っている。そんな時間はない。このままいけば、数年で破綻する。今まさに、薄氷上を歩いているのに、与党は子ども手当、高校無償化、高速道路1,000円と金をばらまいて、日米安保は揺らぎ、できもしない政策を公約して議席を獲得して公約違反を謝罪もしない。

2011年1月16日日曜日

今日の説教

ヨハネ1・29から34

「見よ、世の罪を取り除く神の子羊だ。」

見よ、が大切。洗礼者ヨハネがイエスに注意を向けている。頭で理解するのではなく、姿をしっかり見なさいと。それだけを見つめなさいと。

平和の賛歌で、「神の子羊、世の罪を除き給う主よ、我らを憐れみたまえ。」と毎回言っている。
わかりやすい言葉ではない。
「神の子羊」は、旧約の出エジプト記から、子羊は神の救いのシンボル。
イザヤでは、「子羊のように口を開かなかった」と。旧約ではイエス様の十字架を最も考えさせられるところ。

2011年1月10日月曜日

男の化粧

男が化粧する時代。
男がはげを気にする時代。
男が肌を気にする時代。

2011年1月2日日曜日

博打の資質

私には博打の資質がない。だからといって、大損するわけでもない。
若いときのパチンコは勝っていたが、麻雀などは接待レベル。
年末年始の麻雀は、2回やっていずれも中位である。
投資もそうだが、大損しない大得もしない。
こういうものは持って生まれた
「資質」
があると思う。私のような臆病は博打に向いてない。しかし私は好きだなあと思う。博打。

今年は株価の上昇を予測する評論が多い。しかし、私は逆で、ちょっと上がってもいずれ下がると思っている。上がるなら売りたい。
買いは、医薬品業界と商社。
売りは、鉄鋼と小売業界。特に小売りはよくないだろう。サークルkサンクス、今売ればとれるだろう。
相場としては、ドルは強い。基軸は揺るがない。
資源は高い。特に油。
日本は弱い。経団連の挨拶では、今年の末は景気上昇という人が多いが、政治がこんな状態では無理だ。