2011年4月29日金曜日

説得している教育長さん

飯舘村で今でも45人の幼児から生徒が生活している実態がある。
教育長さんは、退去避難するように説得しているという。親の言い分は、年老いたものがある、仕事がある、避難費用がない、から退去できないという。

しかしこの善良な人たちは、被曝線量が多すぎること、子どもへの影響がかなり危険なことを知らない。村や県や国は甘く言っていてはだめだ。
強制退去命令をしなくてはならない。将来この45人のうち、何人が、ガンになってしまうだろう。100ミリシーベルトで言われている0.5%でも1人が発症する。

飯舘村はほぼ全村が、国の甘い計算によってさえ、1年後には5ミリシーベルトから10ミリシーベルトを被曝する。国の計算は、屋内で1/2.5に減ぜられているため、実際は2倍になる。学者によれば、子どもは2倍から3倍の被曝影響があるとされるから、4から6倍の影響がある。これは、100ミリシーベルトに近く、原子炉内作業員の制限(50)を超える。
説得している場合ではない。

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