2011年6月19日日曜日

福島第1原発関係で思うこと

福島第1原発で思うこと

・今後しばらく、湖や海に行く人は減る。
・セシウム137は半減期が30年だから、
「来年は放射線が激減している」
ということはないだろ。すると、住民、産業、交通はじわじわと追い詰められる。特に観光。
・半減期から考えて、今90μSv/hourのところは、90年後に1μSv/hour程度だろう。その頃まで住めない。双葉町、大熊町、浪江町の多く、南相馬市、葛尾村、飯舘村の一部。
・1号機は大丈夫だが、2,3号機はまだ爆発の可能性がある。この時また大がかりな放射性物質の拡散がある。
・半減期だけでは説明できない。減少は雨の影響で早まるかもしれない。
・福島県や茨城県が海は大丈夫だと言う。しかし、海水浴も釣りもサーファーも簡単には戻らない。
・ゼオライトの捨て場がない。原発の双葉や大熊町を捨て場にするしかない。
・今の線量なら、感受性が強いとはいえ、子どもたちもガン患者が増えることはないだろう。
・核燃料は、圧力容器、格納容器をも貫通し地下に行っているだろう。
・東電や政府は、今後も、悪い方向への予測変更を続けるだろう。
・東電の株価は500円台で最もたくさんの量が売り買いされた。次は350円程度が多かった。株価はこんなものではすまない。0円、100円でも不思議ではない。
・汚染水を循環させても、冷やし続けても、うまくいかず、結局コンクリートで塞ぎ、原発の土地を廃村にするだろう。
・福島市は、1~2μSv/hourである。計算の仕方によるが、体内に取り込むと10~20μSv/hourの内部被曝となる。
・福島県の汚染地の農業は壊滅的。海水浴場も、温泉も打撃はひどいだろう。
・人の購買や旅行、娯楽行動は、科学的な安全ではなく、安心がものをいうから、安心となるまでにかなりの時を要するだろう。

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