2011年5月14日土曜日

放射能被曝によるリスクと他のリスク

放射線量には発がんリスクがあるが、他のリスクを考えないで、放射線ばかりがクローズアップされる。
JPHC Studyによると、他の発がん因子も相当なものだ。
今、国民は1μSv/h程度で騒いでいる。
「年間総計1mSv以下にせよ」と。
しかし年間総計1,000mSvであっても、エタノール換算で週当たり450g飲酒の人と同じリスクである。これは毎日日本酒2合から3合を飲む人に値する。発がん相対危険度が1.4倍になる。
受動喫煙や肥満は、発がん率1.2倍(BMI30以上)である。
継続的なタバコ喫煙の発がんリスクは、1,000mSv~2,000mSvに相当する。
肺がんに対しては、タバコは放射線2,000mSvと同じレベルだ。

ダイオキシンやその他薬剤による食物汚染をもっと考えなくてはならない。

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