2010年5月30日日曜日

財政破綻

日本の政府の公債残高はすさまじい。
 1991年には、対GDP比60%の水準にあった国債の累積債務残高は、バブル崩壊後の景気後退における税収不足と、今次不況局面も含めてバブル崩壊以後の累次の経済対策における財政出動の結果、2009年の段階では、190%を超えている。あぶないと言われる米国の2倍以上の規模。

財政が破綻すると何が起こるのか。今日のような休みの日は、ミサに行って、本読んで、こんなことばかり考えているのだが・・・。

財政の破綻とは、政府による債務の不履行。
結果、政府は市中から資金を調達できなくなる。
最悪、政府自身が貨幣を発行して支払ってしまえばいい。
結果、激しいインフレが発生してしまい、返したお金の価値は大きく減少する。
結果、国民も外国も、日本国債、日銀券、円を保有しようとは思わなくなる。
結果、政府は市中から資金調達できなくなる。
結果、年金や医療、さらに地方交付税交付金の実質的価値が暴落する。公務員の給与も支払えなくなり、治安や教育にも影響する。
国債の金利は暴騰する。金利だけで、国の歳入額を上回る。

これらは、現実に起こりそうな問題なのだ。緊縮財政にしなくてはならない。福祉の縮減、増税、公務員給与削減は必要だ。

大学の破綻とフリーター博士

 文学の博士未取得、博士課程満期退学者は、職がない。大学が財政危機で、臨時職員ばかりを雇い、1コマ2万円で講義をさせている。不安定なようだが、時給1万円は高額。研究も出来る。しかし、所得としては小学校教師のほうが高い。これはあたりまえの結果だ。あまりにも博士をつくりすぎた。博士課程を修了すると、ストレートで28才。だいたい30才。非常勤講師の年収は最高400万円。週11コマもあれば、非常勤講師の中でも恵まれているという。
 1991年4月に中央教育審議会から「新しい時代に対応する教育の諸制度の改革について」(答申)が出され、2000年度まで大学院生を2倍にすると目標が掲げられた。大間違いだ。結果、1991年度博士課程修了者は6201人が、2009年度は1万6000人となった。文部科学省「学校基本調査」(2009年度)によると、博士課程修了者のうち、大学など教育機関や企業などへ就職した割合は64.3%。約4割の「博士」が就職できずにいる。就職者を職種別に見ると「教員」は25.0%、「科学研究者」は24.7%。

 「大学非常勤講師の実態調査」(回答数1011人)によると、主に大学の非常勤講師を職業とする「専業非常勤講師」の平均値を見ると、年齢は45.3歳3.1校で勤務。年収は306万円、44%の人が年収250万円未満。

 大学経営は厳しい。国立大学は毎年1%運営費交付金を削られ、人件費に手をつける。定年退職した教員の後任は補充せず、専任講師の講座は徐々に非常勤に置き換えた。非常勤の単価も3割カット。事務職は派遣社員。何のキャリアパスも用意されぬまま、大学院生が増え続けた結果が、高学歴ワーキングプアの増加。

 文科省は、また間違いをおかしていると私は思う。2009年度の補正予算で「高度研究人材活用促進事業」を行い、ポスドクを採用した企業に対し1人500万円を支給した。ばからしい話だ。大学院卒を減らさなければ、解決しない。

 研究者、そんなに増やしてどうするのか。何を研究するのか。

医師不足

 今朝、テレビで産科医不足を報道していた。

 マンパワー不足、過酷な労働環境、医療訴訟が原因。
 仕事量・低賃金・収益など臨床科共通原因の他、産婦人科特有事情は、長い拘束時間、看護師内診問題、ハイリスク妊娠増加。
 世界的に安価、安全な周産期管理を実現してきた日本の産科。
 結果が悪ければ安易な医師への責任追及・訴訟は、医師のモチベーションを下げた。
 新生児関連の損害請求が高額であることも訴訟圧力をより大きなものとしている。

 福島県の産科医の訴訟で医師が勝訴したのは大きい意味がありそうだ。もっとも、友人の医師が言うには、医師側も問題があると。

 教育も同じ。日本の公教育は安くて高レベル。学級40人定員をいつまでやるのか。教師の努力だけではもたない。

2010年5月24日月曜日

2010.5.23.聖霊降臨の主日 あなたのいきを

聖霊降臨の主日 C年

この日のミサの始め(入祭)は、典礼聖歌第5番 「あなたの いきを」
であった。
司祭は非常に美しい歌と言ったが、聖霊を唱う美しい歌詞だと思う。

あなたの息を 送ってください すべてが 新たに なるように

2010年5月23日日曜日

つゆのあとさき

つゆのあとさき(永井荷風)
党生活者、独房(小林多喜二)を読む。

昭和初期の時代を懐かしく思う。
東京をちょっと美しく、また猥雑にも思う。やっぱり私は山がいい。

それから、雑誌に「鬱はこころの病ではなく身体の病だ」とあり、興味深く読んだ。

2010年5月22日土曜日

正解

現在は、

●原油70.27ドル
●日経平均株価9,784.54円 -245.77円
●為替89.89円/ドル
昨夜の予測は正解。
楽天暴落。買い増した。
楽天、ソフトバンク、ヤフーなどは、買い時期だろう。

2010年5月20日木曜日

民度

国民としての自覚、全体を見る力。
ギリシャで24時間スト。
ギリシャ政府は、増税、給与カット、年金改革を行おうとしている。やらねば国家財政が破綻する。
ストでは
・各省庁が業務停止
・港湾施設も営業を見合わせ
・交通や航空にも影響
・学校は休校
・医療スタッフも減員
・観光施設も閉鎖

5日のデモで銀行に放火し、3人が死亡した。

日本はどうかというと、
・超低金利を我慢している
・消費税増税に賛成者も多い
・高速道路無料化に反対している人も多い
・子ども手当支給に反対している人も多い
・戦後ずっと働いて経済支えた今の年金生活者が、年金医療福祉の崩壊を前に、暴動を起こさない。

原油 株価 為替 予想

現在は、
●原油67ドル
●日経平均株価10,030円
●為替90.7円/ドル

明日は、原油価格の持ち直し、株価の1万円死守、為替の90円止まりを予想する向きもあるが、私は反対だ。

●原油安は当面続き、かといってあまり下げない。
●明日の日経株価は1万円を割る。
●明日の為替は90円の攻防になり、少なくとも一時は80円台。

わけ
・アメリカではなく、ユーロが不安定。
・ドイツが空売り規制したのは致命的。政府が統制的な規制をすることは、一層不安をあおる。
・日本のGDP、企業決算はよい。しかし、為替が問題。円がドルとユーロに対して高過ぎる。

2010年5月16日日曜日

財政赤字

ギリシャはGDPの13%にあたる財政赤字があって、これを3%にするために、公務員給与引き下げ、増税などを強いようとして暴動がおきた。
日本のGDPは500兆円だから、地方とあわせて1,000兆円(財政赤字)は200%になる。

ところが、日本には1,400兆円の個人金融資産がある。だから大丈夫だというのは間違いだ。
徳政令でも敷くつもりだろうか。
合法的な徳政令は、ハイパーインフレ。
消費税率を上げ、法人税を下げ、ばらまき福祉策をやめ、公務員給与を下げ、公務員を減らさなければならない。

早く手を打たないと、債券の金利が増し、円安になり、インフレになりかねない。
債券の金利が2%上昇すると、金利だけで20兆円が必要になる。国税収入は37兆円である。

2010年5月15日土曜日

どんなことにも良さがある

人の苦しみ、その時にさえも良さがある。

円高でも良さがある。
リーマンショックはよい面もきっとあった。

今後の日本は、物作りでは生きていけないというが、物作りしかないだろう。
金融では生きていけないだろう。日本人的ではない。あのビジネスは、弱肉強食、法にかなっていれば構わない文化の人達が得意とする。農耕民族には無理だ。

モルガンスタンレーは、顧客にサブプライム債券を買わせて、自分は債券を空売りして巨額の富を得た。こんなことが日本人にできるとは思えない。

最後の説教

神父様の異動にあたり、3月21日の神父様の最後のミサ説教のメモがあった。
「人を裁く前に、自らを振り返りなさい。」

この日の福音書は、ヨハネによる福音 8章1-11 イエスと姦通の女
であった。

奥村一郎神父様と井上洋治神父様

奥村一郎神父様と井上洋治神父様は、私淑する人。ただ著作から影響を受けてきた。

奥村神父様は、1923年生まれ。東大法学部と文学部宗教学科卒業。51年渡仏しカルメル会入会。57年司祭叙階。59年帰国。
井上神父様は、1927年生まれ、東大文学部哲学科卒業。50年渡仏しカルメル会入会。57年帰国。60年司祭叙階。

前者は禅仏教を見つめたキリスト者だし、後者は日本人のものの哀れの感性を見つめたキリスト者。似た道を歩んでこられたのに、互いに著作に出てこないところが気になる。

今日、奥村神父様は認知症で静養していると聞いた。

有能な人と職業

日本電産社長、エスバイエル社長の言葉を読む。
我々凡人とは比較にならないほどのレベルの人。先を読む力。決断力。
その仕事が向いていること。好きなこと。発揮できる適性があること。

私は、はやく仕事をリタイアして、3台のパソコンを並べて、景気や経済の急変には株と為替と商品相場に集中したい。雨の日はずっと読書をして来し方を思い、主日には教会へ行って懺悔のまねをして、晴れたら釣り、木工、そば打ち、燻製づくり、野菜作り、屋内ではステンドグラスを作製し、冬にはスキー、スケート、春と秋は山歩き、夏は水泳、バイクで避暑地を回りたい。
こういう一流の人にはなれないし、なろうとしても能力的に出来ない。

ところが、周囲では、能力もなく、哲学もなく、もちろん生きる信仰もない人が高い位置についている。自分で非才を分かっていない、この人達のまき散らす害は非常に大きい。

金融の規制

 さる2010年5月6日、アメリカのダウ998ドル下落は過去最大だった。世界中の相場を下落させた。原因は、コンピュータによるアルゴリズム。1/1,000秒レベルを競いながら自動的に売買がされる。きっかけは、人的ミスでミリオン(100万)とビリオン(10億)の間違いらしい。
 これを機に金融取引規制を、というのが米議会。アメリカは民意が政治を動かす。民意は金融業界に厳しい。なぜなら、ゴールドマン・サックスが顧客にサブプライムを買わせていながら、自分は空売りしていたからだ。
 金融って、そういう醜い恥ずかしい部分がある。とても日本人にはやり抜ける仕事ではない。
 ギリシャに対するEUの90兆もの支援策も今回の金融規制も間違っている。つぶすところは早くつぶさねばならない。傷が大きくなりすぎる。

2010年5月14日金曜日

適応と長生き

あまりにも個性が強くて、自分が正しいというこだわりの強い人は、結局長生きしがたい。男が女よりも長く生きないのは、強くないからだ。男は強そうに見えても実は非常に弱い。肉体的にも。
しかし、本当の長生きは強くない人だ。
むしろ、変化に柔軟で適応してしまう人だ。

過酷な環境変化において種を保存したのは、正確には遺伝子を保存したのは、強さではなかった。適応力だった。変化に自分を変化させることだ。

それからある種の中でも、生きやすいのは、主の中での仲間意識、適応力なのではないかと思う。ヒトもそうじゃないかな。自分の力以上の生き方を望まず、そうしない。ヒトの中での仲良く過ごす力をもっている。ところが、私が魅力を感じる人は、この変化に弱いこだわりの強い人なのだ。

2010年5月8日土曜日

原油価格

昨夜のニューヨーク市場は、
原油75ドル(2週間前比下落率11%)
ダウ1万0380.43ドル(2週間前比下落率10%)

日本は半月前比で9%以上下落している。下落率10%は、暴落の始めと見るトレーダーがある。私は暴落の始めとは見ないが、売り正解と思う。日本の債務はギリシャどころの問題じゃない。

日本の株価はニューヨーク市場にしっかり連動している。
興味深いのは、これほどの円高で輸出産業は大変だが、輸入品が一層安くなるはずであり、得に原油価格が下がっているダブルメリットが効いてくれば、かなり安くなるはずだ。石油の需要期も過ぎた。135円しているレギュラーガソリンは、来月120円/リットルを割っても不思議はない。

ガソリン小売りの先物取引が出来れば、実に旨く儲かるだろう。今は完全な売り。

2010年5月7日金曜日

急落

2010年5月6日 アメリカ市場は暴落。きっかけはギリシャの信用不安だ。


為替

ユーロ/ドルEUR=は約2%安となる1.2520ドル近辺まで下落。ユーロ/円EURJPY=は110.65円まで下落した。ドルは対円JPY=で5%を超えて下落。88.69円をつけた。強烈な円高だ。日本の企業にとって、ドルだけでなくユーロの下落が痛手だ。
朝6時、対ドル90.57円だ。



6日のニューヨークダウ工業株30種平均は取引時間中としては過去最大となる998.5ドル安まで下落。終値は今年最大の下げ幅となる前日比347.80ドル安の1万0520.32ドル。

原油

数日前84ドルしていた原油は、今朝76ドル。

円高で原油安だから、そうとう安く原油が手に入る日本。今133円と上がってきているガソリンはやがて下げるだろう。

2010年5月6日木曜日

円高、ドル安、ユーロ安、株安、債券安

今日の東京マーケットは、ギリシャ不安によって、株価が360円下がった。
ギリシャは国民がデモをしている。暴徒化しているのでますます信用不安に陥っていくだろう。

実はギリシャよりも、日本のほうが債務が大きく、対GDPでも2倍近く悪い。ただ、日本は貿易黒字だ。そこが違うし、円高で輸入品が安くなりつつある。

第2次世界大戦後3年6か月で日本の物価は100倍になった。
このまま国債増発すれば、こうしたことにまたなりかねない。

または、徳政令だな。

2010年5月4日火曜日

聖書

いくつかの聖書をもっている。

ドン・ボスコ社 バルバロ訳
日本聖書協会 文語体
国際ギデオン
フランシスコ会聖書研究所訳注

それぞれに思い出がある。