2011年4月10日日曜日

国債は

震災は地震よりも津波が大変だった。先が見える災害が多いのだが、見えない今、大変なのは原発。
それでも原発は止まらないだろう。

国債の格下げは大変なことなのだ。
震災後の今、最も心配なのは国債金利。
金融上のパニックは近いうちにやってくるだろう。
それは国債の金利高騰。
今の1.2%を維持できないだろう。

国債が売られるようになれば、金利が上がる。上げなければ買わないからだ。
しかし、日本は保険会社や証券会社、銀行を国が縛っているから、簡単には国債を手放さない。保持者の国内比率も高い。
しかし、こういうゆがんだ手法はいずれ爆発する。
地殻のゆがみが大きく戻して、地震になったように。
実体経済を曲げて何とか持ちこたえても、いずれはきっとゆがみが是正される。それが金融パニックとなる。
今回の震災にかかる膨大な経費を国債でまかなえば、きっと大きな反動が来る。それは、経費を増税でまかなうよりも大きなつけを国民に、特に経済的弱者に押しつけることになる。
対応は、増税しかないのだ。

株だってそうだ。株が下がらないように、制度的に空売り禁止をしたほうが良いという政治家が必ず現れるが、そうしたら反動が大きい。
実体経済をよくしないで、株価を買い支えたら、きっと実態にあったように是正される。それが資本主義市場経済だ。その間隙で、先に外国人にやられる。

だから私たちは何をするかというと、
1 暴落する前に、株の空売り。
2 円安は必須。今、外貨の買い。

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