2009年6月27日土曜日

エックハルト説教集

エックハルト説教集(岩波)を読む。
私の脳は、この文章を理解できない。
核心の「心の貧しさについて」と、「離脱について」が、全く理解できない。

しかたなく、訳者の解説を読むと

「離脱」は、離脱を離脱してこそ離脱なのである。

とあり、ぜんぜん解説になっていない。

エックハルトは、ドミニコ会神学大学総長、パリ大学神学部長などを歴任したが、教皇から異端とされ、著作、説教、写本を処分させられた。700年も前の話。
教皇様も彼の言うことがわからなかったのでは?

日銀短観のあと

来週、7月1日、日銀短観発表。

昨今の株高は、短観の良い指標発表期待。景気の底打ち確認。

今日、知り合い(ディーラー)と話して考えが一致したのは、この短観後一旦株価が下がること。
それが、早ければ短観発表時刻直前。遅ければ7月末まで、もっと遅ければ9月くらいになるかも知れない。7月2日から、ぐいぐい上がるようなら売ってもいい。

7月2日か3日に、米国の雇用統計。悪い数字だろうが、株価織り込み済み。
今の景気は、踊らされた景気。景気対策として過剰に流動性を演出し、ジャブジャブの状態。

ディーラー氏が言う、
「米国の銀行はぼろぼろ。いつ悪いニュースが来るかわからない。」

2009年6月23日火曜日

はるかなる山河に

30年以上前の本。装丁がぼろぼろ。
早朝、はるかなる山河に(東大出版会)を読む。
私は最近、靖国神社の存在に批判的でなくなってきている。若いころあんなに毛嫌いしていたのに。
ただただ、日本のために死んでいった人がいること、極限にあっても思考する自由というものはあることを思う。

2009年6月21日日曜日

生きがいについて

昨夜、何年かぶりに「生きがいについて」(神谷美恵子)を読む。

内容よりも、著者の人生を思う。
著者は、語学の天才(フランス語、イタリア語、ドイツ語、英語、ラテン語、ギリシャ語)。ギリシャ哲学に精通。宗教家(無教会、クエーカー)。オルガニスト。精神科医。著述家。翻訳家。通訳者。大学教授。その上、豊かな感受性と弱者(とくにハンセン病者)への愛があり、さらに容姿端麗だったという。

才能がありすぎて人生が200年でもたりない、こういう人生もあるんだなあと思う。

著作も多い。「こころの旅」は、いろんな原語、医学用語が出てくる。著者の日記も出版されている。肝心なところがドイツ語やフランス語で書かれていて読みにくい。

2009年6月19日金曜日

至福の時 教会法

今朝は早く起きグリーグのピアノ協奏曲を聞く。至福の時。

 カトリック中央協議会と日本カトリック司教協議会は、聖職者が裁判員候補者に選ばれた場合、「過料を支払い、不参加とすることを勧める」と見解。カトリックの「教会法」に違反すると。
 45万人の信徒は、「それぞれの良心に従って対応すべきだ」と辞退は求めない。死刑に関与する可能性などから拒否することについては、「尊重する」とした。

 これでカトリックが日本で受け入れられるのだろうか?法治国家だから法に則って文句を言ったらいい。参加して「死刑」に反対したらよい。

2009年6月18日木曜日

国の借金

1999年度末の国の借金(長期債務残高)は446兆円。
10年後の今、+200兆円。
国内総生産(GDP、約515兆円)を超えている。
2008年度の国の税収が45兆円割れ。
先進国はどこも債務が多いから債務の存在は問題ではない。問題はその額。
個人で言えば、年収が45万円で、借金が640万円。さらに借金は増えており、金利だけで年間12万円、元本返済さえめどが立たない。この他、地方自治体も債務がある。
民主党の大盤振る舞いの公約で国の財政は大丈夫か?

自宅で引け後の株価を見る。予想どおりの下げ。円も予想どおり上がってきている。
年に何度もない。
買っている銘柄が上がり、売っている銘柄が下がる。

これから、日米の雇用の悪化が鮮明になるだろう。
日本の失業率が5%を超えたと騒いでいるが、そんなところでは止まらないだろう。
ただ、雇用悪化のピークは、不況のピークではない。雇用悪化のほうが遅行する。

2009年6月16日火曜日

政治と信仰の話

自宅で今日の日経をチェックする。
予想に違わず株価は下がった。しかしこれほどとは思わなかった。
9,752.88(-286.79)(-2.86%) 暴落といって良いほどだ。


西洋のある国では、人と仲良くなるためには、政治と宗教の話をしないことが大切なのだそうだ。
ブログは、そういう意味では有難い。話したいが聞いてくれる人もなく、かといって記録もしたい。
日記がわりに使える。


わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。
マタイ

医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。
マタイ

あなたの隣人をあなた自身のように愛しなさい。
レビ

だれかがあなたの右の頬を打つなら、左の頬をも向けなさい。
マタイ

敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。
マタイ

神の怒りに任せよ。
サムエル記

復讐は私のすること、私が仕返しすると書かれている。
敵が飢えているなら食べさせよ、渇いているなら飲ませよ。
ロマ書




私は非常に我が強い。そのためにこれまでの人生、トラブルが多かった。
自分が正しいと思いすぎらしい。
だから? 仕事のトラブル。
聖句がわいてくる。
どうしたものか。

景気は簡単に回復しない

15日のロイターが、国際通貨基金(IMF)の専務理事の話として、伝えた。
「米ドルは、世界の主要準備通貨としての地位を維持する公算が大きい」
こういう発言をすること自体が、米ドルが世界経済の主要準備通貨の地位を降りようとしている証左だ。
ただ、米国の軍事力、メディアの力、研究の力、異質を容認する力、政治的な決断と実行の速さなど、まだまだ強い国だから、簡単には変わる通貨がないのも事実だ。また、米ドルが準備通貨だから結果として経済が強くなるとも言える。なぜなら、実際の国力よりもドルが高い。その高いドルを各国が国債などの形でたくさん抱えている。ドルが低くなれば、米国は今のような消費ができないし、各国が国債をはき出したら米国は没落する。

日本も、G8も、景気は最近底打ちを確認し上昇に転じたと伝えている。
しかし、これは各国が行った経済対策の効果が出ているだけではないか。
商品市場も上がったが、例えば原油にしても70ドルを超え、これで丁度いいという程度だ。かつてのように200ドルになるのではないか、という異常な事態にはならないだろう。

景気回復は、VかWかLだ。V字回復していくというエコノミストもいる。大方はVかWを予想しているようだ。私はL字だと思う。長い不況が続く。
とりあえず、3時間後に始まる今日の東京市場は大幅下落するだろう。

2009年6月14日日曜日

典礼聖歌210番

かみのこひつじ 世のつみをのぞきたもう主よ
われらをあわれみたまえ
かみのこひつじ 世のつみをのぞきたもう主よ
われらにへいあんをあたえたまえ

初めて聴いた30年前から、210番の旋律は至高だと思っている。作曲者Sr.石川和子さんは、グレゴリオ聖歌研究家、東京純心大学の先生。ご健在とSr.Sから聞いた。かなりのご高齢かと思う。
(典礼聖歌210番ミサ曲2平和の賛歌)

210番以外では典礼聖歌216番感謝の賛歌、カトリック聖歌集では246番ひせきにこもりて(聖体)と621番(322番に同じ)あめのきさき(ルルドの聖母)と627番Ave Mariaが好きだ。

2009年6月7日日曜日

トビア

トビアはトビットの子。
この家族の物語、「トビアの書」(旧約)を読む。
トビットは、最後に喜びの賛美歌を歌う。
この書のいわんとするところとは違うが、私はトビットが112歳まで生きたところに目がいってしまう。

2009年6月1日月曜日

図書

経済誌と岩波書店「図書」6月号を読む。
「挫折と危機のなかで」(内山節)でアイルランドの農民の生活が書いてあっておもしろかった。

ウイリアム・ペディによれば、17世紀、アイルランド人は金を使用することなしに生活できた。
家畜が安価で、魚、鳥がたくさん捕れた。
自分の手で馬具や家具が作れ、農耕ができた。
誰でも造れるような家に住んでいた。
夫人はみな毛糸のつむぎ手、染め手である。
一日二時間とは労働しないで自給生活ができた。

短時間しか働かず、貧しい暮らしに甘んじる。これは素晴らしいと思った。
私たちは、豊かな生活の実現のために金が必要だったはずだ。しかし、今では金のために生活するようになってしまった。
労働それ自体が楽しみであった時代が終わり、金のために労働する時代になった。労働は手段に、生活は労働の疲れをとるための場所に。