2007年12月31日月曜日

宝くじ全滅

10枚しか買わないが、全滅だった。1枚は300円が当たった。

米国の公定歩合の連続下げ。
相場は、パキスタンのブット前首相暗殺事件のため下げた。と言われるが、そうでもない。何でも後付理由になるのである。
そういう時期だったところにニュースが来た、事件が起きた。ということなんじゃないか。

世界的な流動性過剰は、一時的に相場によい。しかし、最後はどこかでつまずくのではないだろうか。
米国から始まるだろう。
私の結論は、株は高いということだ。来年。少なくとも3か月。
分からないのは、円高になりそうなこと。円高株高というのは、これまでの日本の株式相場の共通の考えに反する。そうなるほど日本は強くないし、米国は弱くない。

2007年12月30日日曜日

掉尾の一振とはいかなかった

掉尾の一振 犬などの尾っぽが振れることは、最後で勢いを増すこと。株でゆかしい言葉として使う。
結局最後まで今年はだめ。
業績、増配、株価だめ。
今朝のテレビでは、来年は高いという。
しかし、円は高いという。それは矛盾した話だろう。円高株高ということがあるのだろうか。
機関投資家、いわゆる金を運用している人達のセンチメンタリズムがどうなっているのか、どうなるのか。
儲かりもしない日本株をずっともっているわけにはいかない。
一方、相場が良くなると、持っていないというリスクが出てくる。その時から上げ出すし、その直後がすっ高値になるのか。
ここ、マイナスなのは日本株くらい。サブプライム問題で急落した米国株でさえプラス。
大納会も一振はなかった。

教会の暖房

カトリックでは、戦後建てられた教会が巨大な建物のため、多くは暖房が効かない。
中国から追い出された宣教師たちは、日本にずいぶん来たようだ。行き場がなかったのではなく、日本に宣教しようとする、ミッション会、修道会、たぶんバチカンも、の意向でもあったろう。
田舎のカトリック教会では、信者も少ないのだから、小さな建物で間に合ったと思う。
大きいのは将来の信者増も見越したのか。このところ、50周年とか、60周年とかを迎える教会は多いが、信者は増えていないだろう。
カトリック教会は、日本で増えない信者数というもの、どう考えているのだろう。それも神様がなさることだからと考えているのだろうか。
教育、福祉、医療など、カトリックの日本社会への貢献は大変なものだ。明治から、日本社会は、キリスト教国より莫大な人的、物的、経済的支援を受けてきた。これからは、日本が支援すべきだとおもう。

2007年12月28日金曜日

鉄鋼底堅い

特に新日鐵はかたいきがした。今日の相場。

金相場が高値。
円相場が高い。先ほど112円台をつけた。落ち着かない。
原油も高い。96ドル。
株価はすぐ立ち直る。

2007年12月27日木曜日

鉄鋼が高過ぎか?

600円割れから、新日鐵はよくあげた。今日は700円をつけた。ややもんでいる。
ここまで来れば、早くも下げにはいるのだろうか。
原油は高い、日経は安い、円も114円どころでもんでいて安くはない。
周りの状況は良くない。しかし、明日は鉄鋼は高いだろう。

石油価格は、今がピークという人もある。私は、原油の押しが80ドル程度で、思ったより下げないで上げてきているので、96ドルという今の相場は、むしろこれから上になるだろうと思う。100ドルを超えるのは時間の問題だと思われるが。

株価水準は、鉄鋼が低く見られるが、これはバリュー投資が効いてくることを意味している。どうだろうか。

明日は午前中で相場が終わり。
大納会。

映画 遅まきながら パッションを見た

パッションを見た。
なぜイエス様は十字架にかかったのか。あの映画だけでは、誤解されるかも知れない。ユダヤ人の暴力で死んだというのではお粗末な解釈だ。
また、人々の罪を背負って死んだというのはキリスト教の教えからは正しい。
しかし、本当の史実、イエス様の思いは。
律法を遵守して、モーセ五書を大切にしてきたユダヤ教の熱心な信徒や司祭からこそ、イエスは敵対された。そこなのだ。律法の終わりをパウロは説明している。律法よりも愛なのだということ、それがイエスが十字架にかかってまで我々に伝えたかったことなのだ。

来年は

1 サブプライム住宅ローン
 今年は、1月から順調な景気拡大と言われたが、昨年2006年から分かっていたサブプライム住宅ローンの混乱を受け、不透明感が強まった。米国暴落、ドル安円高、日本株安という流れが8月11月12月となった。
 来年は、原油、金、新興国株式の上昇、ドル安が加速するだろう。

2 オイルマネー
 オイルマネーはすごい量だ。米国がこの金を期待しているし、実際、リーマンなどに投資されている。やっと助かった感じだ。しかし、このことはオイルマネーによる巨大企業支配にシフトする。それは米国売りだ。
グロ-バルマネーの自己増殖、世界的なインフレ圧力の強まり、アジアでの資産バブル増長、世界的なドル離れの加速の可能性が高い。

3 ポイント
 住宅投資の大幅減少が続くが、消費はそれほど下押ししないだろう。
 相当折り込んだ株価になっている。特に日本。
 米国は、消費が停滞しても、ドル安が維持され、100円くらいに落ち着けば、輸出が好調になって、それほどの全体的影響はない。

今日は午前9時から午前10時まで1時間だけの相場勝負。葬式にいく。

2007年12月26日水曜日

ちがう!!!

ある投資顧問業者のサイトで-----以下のように言う。
全くずれている感覚だと思う。この銘柄をたとえれば、つぎのようだ。かつておいしそうだった柿が、見ているうちに熟れすぎてきた。熟れてきて落ちそうだ。しかし、まだ食べられるかも。鳥が突いているから甘いのだろう、そこで決断して食べようとしたら、その時柿は見事に地面に落ちる。いま、決断して食べようとしているのは、かつて良かった銘柄だ。ミクシィなんか、そう簡単には戻らない。200万を超えていたのが150万を割れた。160万、170万がやっとだろう。

-----
新興市場の有望5銘柄
ミクシィ(2121・マ)、フルスピード(2159・マ)、ドワンゴ(3715)、フリービッド(3843・マ)、ディー・エヌ・エー(2432)
-----

これらの銘柄は、多くが個人の手あかで真っ黒になっており、しかも信用取引が規制されている銘柄が多いため、上げも下げも一直線で、ゆとりがない。危なくて乗れない危険な綱の橋を渡るようだ。
1年後はよいものもあろうが、これまでの急激な乱高下から、これらを買えない。
少なくとも直近では、1月初めまでは、大型だ。重工、鉄鋼、船、ハイテクにしても大型だ。
今日は、sankyo を空売りした。わけがある。

マスコミ従事者>お笑いタレント>経済人>資本家>

マスコミ従事者>お笑いタレント>経済人>資本家>政治家>教育行政官>教育博士>教育学士>教育委員会事務局員>教育現場の責任者たる校長>教師>保護者

これが、この国の教育行政の方向を決めるにあたる、権力者の順序です。
私に言わせれば、全く逆です。
保護者がもっとも権限を持ち、次が現場の教師が力をもち、マスコミは最後です。マスコミは、いいかげんなことを言い放ち、全てに口を挟む評論家であり、専門家面をしている恥を知らぬものたちである。

こんな日もある 持ち株、見ている株、全面高

ヤフー以外は良かった。こんな日もある。


コード
市場
名称
終時刻
引け値
前日比
出来高

5401
東証1部
新日本製鐵(株)
15:00
694
+14
+2.06%
79,191,000

4344
マザーズ
ソースネクスト(株)
15:00
143,000
+6,000
+4.38%
168

8031
東証1部
三井物産(株)
15:00
2,430
+15
+0.62%
5,336,000

5405
東証1部
住友金属工業(株)
15:00
525
+16
+3.14%
90,746,000

5393
東証1部
ニチアス(株)
15:00
463
+61
+15.17%
40,968,000

2324
JASDAQ
ピープルスタッフ(株)
14:47
138,000
+7,000
+5.34%
43

2121
マザーズ
(株)ミクシィ
15:00
1,670,000
+90,000
+5.70%
5,959

2432
東証1部
(株)ディー・エヌ・エー
15:00
584,000
+48,000
+8.96%
27,259

4755
JASDAQ
楽天(株)
15:00
56,400
+600
+1.08%
145,045

2491
マザーズ
バリューコマース(株)
15:00
50,200
+4,000
+8.66%
2,103

3812
マザーズ
(株)ゲームオン
14:59
157,000
+6,000
+3.97%
175

2454
JASDAQ
(株)オールアバウト
14:21
73,500
+3,500
+5.00%
28

4340
東証1部
(株)シンプレクス・テクノロジー
15:00
45,800
+1,000
+2.23%
1,028

2461
JASDAQ
(株)ファンコミュニケーションズ
14:59
149,000
+13,000
+9.56%
4,259

3776
ヘラクレス
(株)ブロードバンドタワー
15:08
68,500
+2,700
+4.10%
140

4689
東証1部
ヤフー(株)
15:00
51,000
-200
-0.39%
94,431

8058
東証1部
三菱商事(株)
15:00
3,190
---
0.00%
4,719,200

8053
東証1部
住友商事(株)
15:00
1,629
+20
+1.24%
3,451,500

建築基準を庶民から選んだものが決めるか?

学校教育は専門家のすることだ。教員免許はそういう意味だ。ところが、元トラック運転手で今は会社経営をしていて居酒屋の社長が、教育再生会議の座長だ。再生というのも気に入らないが、どうして座長なのか。教育の専門家が座長でないのか。素人がメンバーに一人くらいいてもいいが、この会議は素人集団だ。少なくとも教育学に生涯をかけている学者中心でありたい。
芸能人が首長になるくらいだから仕方ないか。芸人でもノウがあればいいが、お笑いのプロが建築基準を論じて、それが施策に生かされるとなった場合、安心できるか?そうだなあ、鉄筋は10本も入れればいいだろう、壁の厚みは10cmだな。なんて、何の根拠もなく決められる。建築の歴史も知らない。

おそろしいことだ。教育というのはそういう分野だ。みんなが口を出す。民主主義の悪いところ、大変なところが出やすい場面だ。国民みんなが、最近は子どもまでが教育評論家だ。

2007年12月25日火曜日

道徳は学校で教えることか

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 政府の教育再生会議は、第3次報告を決定した。飛び級や大学への飛び入学を促すための「6・3・3・4制」の弾力化や、徳育の「教科化」を明記した。学校の外部評価を巡っては1月の第1次報告に盛り込んだ専門機関の設置を見送り、「第三者評価のガイドラインの作成」を提言するにとどめた。再生会議は来年1月、最終報告をまとめる。
 文部科学相の諮問機関・中央教育審議会教育課程部会は、学習指導要領の改定方針をまとめた答申素案を大筋で了承した。道徳の教科化については「さまざまな意見が見られる」と両論を併記した上で、「道徳教育を充実・強化すべきという認識では一致している」と盛り込んだ。結論が出ていなかった中学校の選択教科については、標準授業時間から外すことが決まり、事実上廃止される。ただし、各学校の判断で、標準授業時間の枠外ならば実施できる。
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ひどいもんだ。
1 道徳教育は、根本的なところでは学校ではできない。個人の信条にかかる部分を強制できるのは親権者しかいない。それを教科にしようとは何ごとか。
 命をいとおしまなければならない、この場合「ならない」と教えられるのは親権者しかいない。法規制の学習なら学校でもできる。しかし、法で規制していくことは大変な社会で、金がかかりすぎる。米国のようになる。すぐ訴訟だ。弁護士の数も裁判所の数も、裁判官も10倍必要だ。道徳の教科化など、何を考えているのか。哲学、倫理学、宗教学、生命科学、心理学、歴史学の専門家が黙っていて良いのか。道徳は個人の信条の深いところにある。あの能力高くなさそうな米大統領でさえも言っているではないか。
 国が家庭教育に口を出してきた、最近の文科省の動きあたり、非常に変な世になったものだ。

2 学校教育の第三者評価は、ほどほどでよい。その評価組織や評価者に強権は持たせない方がよい。校長の権限が100なら、第三者は1くらいでよい。世間の人はおおかたが学校教育の素人だからだ。権力を持たせてはならない。例えば、「楽しい学校」にしてほしいと評価委員会からいわれ、おもしろおかしいが中心の学校となり、学力が低下しても良いのか。学問とはなんなのか。人格の完成を目指さなくても良いのか。こんな答申はバカらしくて読むのも嫌だ。
 それもそのはずだ。この国は政治家にお笑いタレントがなっていく国なのだ。学校教育にまったくの素人が口を出し、学校教育をゆがめていくことも十分ある国だ。お笑い政治家を選んでいるのは国民だ。
 かつてヒットラーを選んだのもドイツ国民だった。ドイツのファッショは、軍事政権のクーデターでできたのではない。国民の民主的選挙の結果だった。

3 総合ができた理念はなんだったのか。選択教科の理念は何か。理念が定着しないうちに学習指導要領が変化する。総合の時間はとうとう英語に侵略される。時数が減る。クラブ活動の理念は何か。時数からはずれたら、勉強していない管理職の学校は、みんなやらなくなるのだ。理念などすっかりどこかへ追いやられてしまう。選択教科も総合やクラブ活動と同じ運命をたどるだろう。

4 教育再生会議は素人の集まりだから、ノウがないのは分かる。たいしたことはできないだろうと思っていた。しかし、中教審教育課程部会は、なんたる低レベル。学習指導要領をどうしようとしているのか、見えてこない。両論併記というのは、何にもないのと同じ。だれでもできる。その道の専門家でなくてもできる。

ばからしくて。

年末相場はいかほどか

今日の日本の相場を見れば、東京は強いと思うだろう。
問題は出来高が小さいことだ。
原油は相変わらずだし。
ニューヨークがこの一年で上がった。東京市場は下がった。そこで、東京に注目しつつあるのがこの今の相場だ。サブ何とかも、東京は影響が少ないはず。もっともなことだ。
私は、船、鉄、重、ハイテク、電、にとりあえず上げがあると見た。
特に大型株。
その後は、新興市場だろう。2121,2432,4755,このあたりは、しばらく相場がなくなって、春にはまた来るか。

キリスト教と日本人

体調なのか、教会の雰囲気なのか、どうも昨夜は気持ち悪くなった。
敬虔なところでのしっとりした落ち着きというものではない。
どうもあの雰囲気から迫ってくるのだ。
いろいろな文化が混ざって、みんな正しいと主張しながら迫ってくる。
根は一つだろう。
前にもあった。やはりクリスマスミサだった。気持ち悪くなったのだ。
こういう事はどうすれば良いのだろうか。

2007年12月24日月曜日

主の降誕祭

カトリックでは聖体の祭儀をミサと言っているが、礼拝とはプロテスタントで言うことば。
今日のミサは、クリスマスイブのミサ。主が来られる、そのミサの前の日の夜。日本中、夜7時とか8時とか、9時とかたくさんの教会で、修道会で、ミサが行われ、カトリックではその形式が決まっているから、同じような文言で同じ聖書の歌書と朗読されたと思う。
普段10名とか多くても30名くらいの信者の教会も、今日は満員でした。100人以上か。
日本語、スペイン語、英語、中国語、韓国語、タガログ語と、神父様も大変だ。
日本語が中心で、スペイン語も沢山入っていた。聖歌もスペイン語のものがあった。

聖体拝領時は、スペイン語で声高らかに唱っている。この場面、背景、私にはどうも分からない。
およそ、この文化の人達は、除夜の鐘を味わうことができるのか。全く音のしない雪を、しんしんと積もる、その表現を理解できるか。
それから、どうして御婦人方はヴェールをかぶらないのか。シスター以外まったく。聖書にあるではないか。

ヨーロッパのキリスト教を、何とか日本人の私が理解し、少しは分かってきたかなというところで、また別の国になじんで形になってきたんじゃないかと思われる、そのキリスト教が、日本の教会の中で。

私には分からない。

かつては、といっても第2バチカン公会議前だから、最近までラテン語ミサが中心だった。聖書だって平信徒は知らなくていい、そんな時代もあった。
おもしろいのは、仏教の宗派でも、禅系統は、信徒がお経の意味を知らなくてもいい、というところがあって、ただ知らなくて唱えることも意味があると言うことらしい。
カトリックもそんな側面を持っているのか。

明日は、主の降誕祭。また多くのカトリック教会でミサが行われる。そして今日ほどではないにしても、多国籍化した教会の構成メンバーのため、いろいろな工夫がされるだろう。ますますこれからの信者、求道者には分からなくなってきた。

米国、日本、先行き株高ではない

米国も好調。21日のニューヨーク高。
円は114円50銭となっている。
世界的に一安心という感じだが、私はそう思っていない。

1.安心な背景

明らかに、アメリカ人は消費が好きだ。借金しても消費する。ハイテク株が相場の盛り上げを持っている。ハイテクの伸びはエネルギーや素材よりも強そうだ。
円も114円に落ち着いている。東京市場も、ハイテク株か。
オラクル、リサーチ・インモーションが決算良し。
中国の鉄鋼の輸出規制は、国内鉄鋼会社に朗報か。

2.また暴落すると思う背景

いつか、それはきっかけ待ち。
1月、2月のサブプライム問題のローン不払いがきっかけか。
1月の米国の決算がきっかけか。
円は110円を割ると思うし。日本はそれほど株高は期待していない。
うまく売れば儲かるだろう。
メリルリンチに拠出するとか。シンガポール、それでは終わりではないだろう。
米国連銀は、何かに負けている。そうでなければあれほどのドルをあふれさせない。
世界中がドルを恐れ、米国を助けているが、いずれドルは暴落する。

2007年12月23日日曜日

かなりや

カナリヤを書いた頃、かなりやをつくった頃、唄を忘れた金糸雀を書いたこと

いずれの題名かわからないが、そんな題の文章があって、それを探していろいろな図書館をまわった30年前が懐かしいし、いとおしく思う。
今日、ふと思いだしてネットで調べたが、その題名のものは出てきてくれない。しかし、出展は別だが、私が覚えている情景は見つかった。彼、西條の話だろう。

「それは自分が13・4歳のころ、基督降誕祭(クリスマス)の夜には、いつも人に伴(つ)れて行って貰うことになっていた、九段上にたしか番町教会というキリスト教会があった。その教会の室内の光景であった。 その祭日の夜には、堂内の電燈がのこらず華やかにともるのであった。そうして祭壇の傍に立ったクリスマス・ツリーの枝かげに吊るした、金や、銀や、赤や、青や、さまざな飾星ときらびやかに反映するのがつねであった。ところが妙なことにその中でただ一つ、天井の1ばんてっぺんの窪処(くぼみ)にある電燈のみが点(つ)いていなかった。
 少年の私にはいかにもその珠だけが、楽しげなみんなの中で独り継児あつかいされているような・・・また多くの禽(とり)が賑やかに歌い交している間に、自分だけがふと歌うべき唄を忘れた小鳥を見るような淋しい気持ちがしたのであった。『唄を忘れた金甎雀(かなりや)』、・・・ふと、そんな感じが、そのころかなり小鳥好きであった少年の自分の胸に湧いた・・・」「・・・その間に折々ぼくの胸を鋭くつく疑問は、この「歌を忘れたかなりや」が、ほんとうの唄を想い出してうたう機会を持たずに、途中で死んでしまったらどうなるかということだった。心の中でこの「歌を忘れたかなりや」を、激しく叱責する声があり、また反対に、もうすこし待ってやって、この哀れな鳥を、適所に置けば、すなわち、象牙の船に銀の櫂、月夜の海に浮かべれば忘れた歌を想い出すこともあるだろうと、やさしく慰撫する声もあった。ぼくはこの自伝的感慨を裏に、そして、動物愛護の精神を表に、2重張りにしてこの童謡を詩作した。」

 教会の電灯が一つ消えているところから、唄を忘れたカナリヤを連想するとは何と繊細なのだろうと、当時も今も思う。私はこの話が大好きなのだ。
 ところが、今日は驚くべき発見をしてしまった。してしまったのだ。子どものことや、他の作詞や、季節のこと、時代背景が、かなりウソらしい。
この話が、実は眉唾ものであると言う。ネットは便利だが、何とも寂しい。ま、私にとっては、この話が創作であっても、この歌の美しさは変わらない。

2007年12月22日土曜日

新日鐵

私は株、新日鐵を多く保持している。

これからを予測していく。

新日鐵は、住金など3社の株持ち合いを発表した。12月 19日のニュースだが、これが株価に反応しなかった。むしろこの日はこの後下げた。
翌日21日は、20日のロイターのインタビュー「社長の株安発言」で棒上げとなったが、これは他の株も上がったから。

この内容は、要約すると。

・株式の持ち合い強化について「より大きなメーカーに飲み込まれないためにどうするかは、当然考えるべきこと。将来に対するはっきりとした方向を決めなくても、いろいろな意味でのオプションを広げておくという意味合いはある」と述べた。
・生産設備の活用など3社の提携によるメリットは相当なものがあるとし、「営業と研究開発はできないが、それ以外のところでは、グレーゾーンをできるだけ白いゾーンに変える努力はトップの責任」と述べた。
・新日鉄は、グループの粗鋼生産目標として「4000万トン+アルファ」を掲げている。三村社長は、2009年春に大分の高炉改修が終わり、それが立ち上がってくれば、2009年度末までには4000万トン体制が整うと述べた。
・M&A(買収・合併)についても「敵対的買収はしない。ただ、海外で可能性があり、適当な案件があれば、M&Aの可能性も排除しない。ただ、今はその時期ではない」とした。
・利益成長の源泉は、需要が見込める海外が中心になる。ただ、現行進めているソフトアライアンスを東欧にまで拡大する可能性については「東欧はアルセロール・ミタルに任せる」とし、否定した。ロシアや中近東は、現時点で鋼材需要がそれほどないとの見方を示した。
・サブプライムローン問題により米経済は減速しているものの、世界全体の成長で上手く吸収している、と述べた。今後についても「(サブプライム問題が)長引いて実物経済に影響が出るのか、世界全体の経済規模拡大が上回り吸収されるのか。私は後者の見方」と述べた。
・新日鉄の株価は「最終的に企業のファンダメンタルズを反映するものと固く信じている」としたうえで、自社の株価については「安くなり過ぎている。一時的な状況で、将来必ずあるべき線に復帰すると信じて、収益レベルの確保や利益成長への手を打っている」と語った。 

これらの発言から、もっとも株価に影響しそうなのは、最後の2点。
サブプライム問題が大事にならないこと。
自社株価が低いと考えていること。

今後は、とりあえずの上げ相場ののち、米1月の銀行決算となり、また暴落するかも知れない。
2月でも、本年度決算の上方修正の可能性があり、何とも言えないところだ。
うまく売れたら、次の暴落で買いたいが、どうなるか。

昨夜の円相場は、ドルが114円と安くなった。米株、200ドル上げた。
月曜は日本株、高いと見る。

懸念材料もある。
基本的に世界経済は成長が止まりつつありそうだ。
中国はいまだに独裁国家で、米国へ輸出で潤っている。
中国インフレ率10%。
中国株、地価、バブル崩壊しそう。
サブプライム問題の消費への拡大。

おめぐみ

おめぐみは、その時に与えられる。
前々から準備はできない。

2007年12月17日月曜日

サブプライム問題 日本株は買い

今買えば儲かるだろうな 日本株

そのわけ:
・米国政府は、金融システム危機や景気の悪化ではなく、来年1-3月に予想されるサブプライムローンの破綻集団をどう救済するか。借入れの代替手段をどうするか。その対策をしている。1,2,3月を経れば、もう悪材料でつくしとなり、今月か、1月、2月がもっとも株価を下げるだろう。
・この後、サブプライム問題は終結していく。
・サブプライム問題による日本の景気に与える影響は、過大評価されている。その表れが10年国債の利回り。6月20日頃の10年国債利回りは2%弱だったが、11月下旬現在1.4%割れまで低下。これは、日銀のゼロ金利政策解除後、最低の水準。サブプライム問題から安全性の高い国債にシフトしている。しかし、冷静さを欠いた投資行動といえる。仮にサブプライム問題が来年前半の早い段階で解決すると、金利上昇に転じる可能性が高い。
・10年国債利回りの1.4%割れは6カ月後、1年後を視野に入れると明らかに低すぎ。来年夏に2%、1年後には3%くらいまで上がってもおかしくない。
・日銀は、日本の金利を正常化させなくてはいけないという意識は持っている。短期金利を現在の0.5%から1年後には1.5-2%までもっていきたい。日銀の意図からも、10年国債の利回りが1年後には3%くらいまで上昇する可能性がある。
・いまは、1-3月の新たなサブプライムローン破綻予備軍の動向を見据えつつ、その先の金利上昇に備えるポジションを考えなくてはいけない。

・米投資ファンドのスティール・パートナーズ。日本株ファンドの5周年。日清食品やノーリツの株を買い増ししている。
・米国と為替に振り回される市場は、日本の中小型株を中心としたバリュー(割安)株に投資するファンドに絶好の買い場。
・17銘柄の大量保有報告書を訂正したオー・シー・エム・オポチュニティーズ・ファンド。同ファンドを運用するオークツリージャパン。
・割安株も、いつまでも株価が上がらなければ、それはバリュートラップ(万年割安株)。
・米ペリー・キャピタル、英シルチェスター・インターナショナル・インベスターズのように、ファンドの行動は年々活発。

2007年12月8日土曜日

修証義第四章

修証義は、第四章にしてその崇高な理念を高らかに歌い上げる感がある。

有名なのは、愛語廻天の力ありの第五章だが、私はその後の第六章が素晴らしいと思う。

第五節 愛語には廻天の力あり
 愛語というは、衆生を見るに、先ず慈愛の心を発(オコ)し、顧愛の言語を施すなり、慈念衆生(ジネンシュジョウ)猶如(ユウニョ)赤子(シャクシ)の懐(オモ)いを貯えて言語するは愛語なり、徳あるは讃むべし、徳なきは憐れむべし、怨敵を降伏(ゴウフク)し、君子を和睦ならしむること愛語を根本とするなり、面(ムカ)いて愛語を聞くは面を喜ばしめ、心を楽しくす、面(ムカ)わずして愛語を聞くは肝に銘じ魂に銘ず、愛語能く廻天の力あることを学すべきなり。

第六節 人のよろこびは我がよろこび
 利行というは貴賎の衆生に於きて利益の善巧(ゼンギョウ)を廻らすなり、窮亀(キュウキ)を見病雀(ビョウジャク)を見しとき、彼が報謝を求めず、唯単(ヒト)えに利行に催おさるるなり、愚人(グニン)謂(オモ)わくは利侘を先とせば自らが利省かれぬべしと、爾(シカ)には非(アラ)ざるなり、利行は一法なり、普(アマネ)く自侘を利するなり。

第五節の「愛語能く廻天の力あることを学すべきなり。」はなかなか歯切れの良い、素晴らしい言葉であるが、技術の域を出ないようにも感じられる。
第六節の中の「唯単えに利行に催おさるるなり」の部分は、私の中で、キリストの十字架の道行きのヴェロニカの思いと行いに結ばれる。
 かたや亀、雀、かたやイエス様であるから、比較もどうかとも思うが、共通しているのは、催されたということだ。慈愛の心、利他救済。窮亀、病雀を救った利行の心。ただ無心に相手の為によかれとおもう心にひかされて助けたのだ。そこがとても好きな言葉。

サブプライムの終結というわけでない

 アメリカのサブプライムへの金利対策は、既にわかっていたが、改めて見直された感じだ。もう株価が戻る時期、取組が時期をむかえたと考えられる。理由は後付なのだ。
 そういう意味ではチャート、取組は大切な指標だ。株価は取組、チャート、心理で動く。例えばイングランドの銀行がサブプライム問題の損失の結果危機に陥り、英国営になるという報道は、この問題が周知される前なら、マイナスにショックとして作用して株価は下げる。ところが今回むしろ上げたのは、これで収束に向かう、この問題はよい方向へ片付く、決着が付くという見方が出てきたためだ。おもしろいものだ。みんながみんなの動きの先を読もうとして先へ先へと予測する。予測だけでも株価は動く。
 お陰で円も落ち着き、ドルが買われたので、株価は世界的に上がる。円が売られ円安ドル高というのは、世界的な株安になる。アメリカは自国通貨が高いと株価は連動して高くなるが、日本は自国の通貨に反比例する。これが世界の基軸通貨と隷属している通貨の差だ。
 日本の製造輸出業にとって、111円台という今日の円ドル為替相場は、決して安くはない。まだまだ115円とか119円とかでないと。ところが先を見る株価は、この程度の弱い円安でも反応している。もし、120円を超えるようなことがあれば、日本国内の油は更に高くつくし穀物や金属も一層高く買わねばならないから、日本国民はそれほどうれしいことではないのに、日本の株価は暴騰することになろう。
 きっとこのジレンマは解消する。そうならないと、日本は見せかけの好景気に支えられていつかはぼろが出る。アメリカのぼろが出るのは、アメリカが世界1番でなくなりそうなころからだ。今はどんどんドルを出して世界にあふれさせているが、アメリカが強いからドル安にならない。ただ、今後、中国などではますますドル安になっていくだろうと思われる。そうしないと、中国元は安すぎてドルが中国に蓄積しすぎることになる。
 中国元が強くなると、日本も物価が上がる。この間店で見た、中国製の茶碗が100円、無垢の木の漆塗り箸が100円というのは中国の人件費安もあるが元安のお陰もある。これは日本の物価安定には寄与する。一方で油だけではなく、繊維、化学物質、金属などの素材や、穀物資源などが暴騰している今日だから、安いものは大歓迎だ。しかし、元が強くなると、100円で入ってきたものは150円、200円となる。
 今日のアメリカ株高、日本株高、為替の円安ドル高、世界的な株高を見れば、先高が期待される。しかし、日本株のごく一部しか見ていないが、内容を見ると、全面高ではない。特徴がある。グロースが弱く、バリューが効いている。それは、これまでの反動もあろう。例えば新日鐵666円+17円、DeNA767,000円-56,000円、ミクシィ1,820,000円-170,000円。ここ半月の逆の動きをしている。グロースが割合に強かったで、結局は買い玉が疲れたということだ。この疲れるという意味は、もう買う人が少ないという意味だ。これが傾向として定着するか分からない。

2007年12月6日木曜日

英語

英語になっている。ログイン sign in 書き込みが posting いろいろ変わってしまって書きづらい。

あすからは、
株は、バリューが効いてくると思う。グロスは今日の動きを見れば弱いだろう。
鉄鋼は上がってくるだろう。単純に、PER で低いものが買い。
円は弱含みでドル強くなろう。
何といっても、原油は下がる。増産を逃したのに、原油が下げつつある。これ以上の悪材料はない。きっと下げる。

2007年12月1日土曜日

今の物価上昇は良くない

ちょっとしたインフレ傾向で、徐々にものの値段が上がり、賃金も上がる、そんな時代は良かった。
今のエネルギー、食料の価格上昇が物価水準上げているのは、危険だ。

いまは景気を押し下げる物価上昇だ。総務省11月30日発表10月全国消費者物価指数(2005年=100、生鮮食品を除く)が100.5となった。上昇は10カ月ぶり。生鮮食料品も高くなっていると聞く。
こうなると嫌な傾向だ。
ガソリンも一斉値上げというのは、独禁法上可能なのか。このエネルギー関連を除くと、物価はマイナスのまま。消費や企業収益が悪くなれば、景気には良くない。

デフレからの脱却を目指した日本経済にとって物価上昇は歓迎されてもよい。ところが、今の上昇は良くない。賃金が上がって、金ができて、株も上がるから余計金ができる。購買力があるから、品物が高くなっても売れる。運賃が高くても乗れる、そういうことがよいインフレ。

テレビも安い、パソコンも安い。CPU、メモリー、ハードディスクといったデバイスは性能向上が続いているため、デフレと見なされることはある。しかし、今の安値は、投げ売り状態。近くのコジマにいけば、いかに儲からないか、予想できる。1000円以上していた株価が、今は半値。
それはよく分かるし、私は予想していた。

FX取引をやってみたい。まだやっていないが、相当の利が乗るらしい。損も大きいらしい。つまりかけが大きいということだ。私は短期ではドル買い円売りだが、長期では逆だと思っている。原油については、ここ2年、予想が立った。為替は短期ではあたることもある。FXは、取り締まり強化の過程にある。破綻企業が出、投資家が問題を抱えた後、相当の金が取引から引かれる。その時なら参入しても面白いかも知れない。今すぐというのも無謀な気もしないではない。

尊敬すべき犯罪者がある。
外国為替証拠金取引(FX)などの財テクでもうけた約7億6000万円を申告せず、約2億7000万円を脱税したとして、東京地検特捜部は東京の元会社員を脱税容疑で逮捕したという。素晴らしいじゃないか。ここまで儲けられるということは、相当のばくち打ちだ。人の金を預かってファンドでもやったら、利益を還元できた。凄腕投資家。今後多額納税者として表彰でも受けるかも知れない。

来週の為替、株、原油相場

11月30日(金)米国は、
dow 13,371.72 +59.99 高寄りから下げ止まり
nasdaq 2,660.96 -7.17 だらだら安値
Japanese Yen 111.24 戻り高値引け
原油先物 90.78 まで戻り高値で、88.81の安値引け

来週の相場は、どうなるのか。
dow はよくわからない。高いかと思う。
nasdaq は下げた、これは重要な視点だ。日本株が東証1部が上げ、新興が下げる予兆なのである。
Japanese Yen はまだ安くなるだろう。そのとき、円安の度合いにもよるが、トヨタ、旭硝子、キャノン、オリンパス、タイヤなどの銘柄が拭き値を付ける。そこでは、きっと「売り」だろう。次の高値で売れば儲かりそう。
oil はきっと下げる。100ドルは高すぎる。このまま行けば、消費が低迷する。どうしても安くするしかない。中国の消費が気になるところだ。あの多くの国民が日本人のように車をたくさん所有するようになったら、その消費は大変なことになる。ただ、いま、その数は多くない。10年後、国民の1/100が車を持ったら、大変なオイル不足になることは明らかだ。そうしたことを見越した投機なのだが、20ドル30ドルといっていたのが数年前だ。余りにも急激な上げは、暴落をもたらすだろう。そのためには、その金が株や債権や貴金属に回る必要がある。すでに米国株、金は上げすぎた。どうしても日本株が注目されるしかないのではないか。

30日の東京が強い相場だったし、それを受けた全世界的な強気相場は、来週の初めは継承するだろう。為替も私の思惑通りの円安。11月は、あまりに下げたので、ここはある程度の戻り。
8月のサブプライム関係暴落と類似している。来週短期の上げになるのか。

外国人が日本株しか投資先がなくなるという事態が、やがて来る可能性もある。

膨大なオイルマネー(例えばアブダビ政府系投資は日本の国家予算以上である。)は、米国に半分くらい行っているだろうが、米国の景気はそれほど安心できない。サブプライム問題は2008年のほうが厳しいという予測もある。見えないから怖い。中国株はバブルを呈し、その他のアジアは魅力が薄い。インドも高騰してきている。PER,PBRレシオでは、日本が割安に見えるのも私だけではないか。

直近短期相場では、円安、米株高、オイル安という最高のパターンになるかも知れない。日本株は、収益率10倍、資産率1倍の銘柄にシフトするだろう。しかも、鉄鋼、船、重工、薬品などの大型株が強いのではないか。そうなると東京は全面高の可能性もある。

機関投資家の11月投げ売りは、ファンド解約の意味もある。顧客からの解約依頼では、どうしようもなく売ってくる。それが鉄鋼に現れたのではないか。安すぎた。業績好調の割には、あれは安い相場だったが、為替の関係もあろう。これまで投資をしてこなかった退職者の退職金が、ファンドにいったことは十分考えられる。ファンドの運用資金は増え続けている。これから大量退職者時代を迎え、ますます増えることになる。また、オイルマネーも行き場を無くして日本に来る可能性がある。さらに、金相場が下がっていること、米国が金利を下げ続ける可能性があること、日本が金利を上げられないでいることなど、株高の可能性は沢山ある。
ただ、懸念すべきは、目先、基本的に景気の伸びが良くないことだ。
これは重大な問題だ。

後場は横ばいの展開をした30日だった。それは、中国の投資が日本に来ないとのニュースが原因で、それがなければ更に高かった。

米国が問題なのは、世界中にドルを増やしておいて、時刻の景気をやっと保っている点だ。資本家の
ための行動ばかり取る。結局泣きを見るのがいつになるのか。ドルがあふれれば為替はドル安に振れるが、簡単にはいかない。対するユーロや円が強いとは限らないから。米国は借金をしても消費を拡大する国。それが国民レベルでも、国レベルでも行われている。今回のサブプライム問題はその典型で、いずれ破綻することは1年前から目に見えていた。いつか?がテーマだった。貿易収支にしても、いつつぶれるか、がテーマだ。私は、こうしたことから、投資家心理面では株高、売買取組状況やチャートでも株高だ。しかし、根本問題の景気では株安だ。

結論では、短期では「買い」だが、長期では「売り」だ。

12月11日のFOMCで利下げとなれば、短期的に株高になるだろう。どんと上げればそこまでで終わり。少ししか上げなくても、そこまで。
結局12月12日は、「売り」で始めたい。というのが、私の予想だ。

先週の米国株の火~水曜日ダウ平均、+550ドル。これは5年ぶり。

これを上昇の初めと見る向きもある。しかし慎重に考えれば全力投資はできない相場だ。

東京市場で、私が気にしているのは、インターネット株。在庫を持たず、人も少なく、ただの仲介をしているだけの楽天やyahooがどうして上がらないのか、不思議でならない。
たぶん、大口は投資できる発行株数規模にないし、これまで買ってきた個人投資家の投資心理は、ライブドア関連銘柄の暴落に始まるこの1,2年の新興市場暴落で冷やされているためか。
インターネット株の成長株として、夏にDeNA、ミクシィを買ったが、上げ半ばで売った。

簡単なのは、見えるショッピングサイトだが、たとえば、検索サイトでは多くのニュースを出している。例えばニュースのサイトでもいい。そこが集客数が高ければ、広告の意味も高くなる。選択広告というネットの特徴から、ソーシャルネットワークシステムは投資からはずせない。あるサイトが、毎日数百万人の閲覧を受けるとすれば、それはもはやテレビに匹敵する。

9月18日から、マザーズ市場など新興市場は相当に上げた。私の持ち株では、50%以上になったが、これは簡単に一本調子では行かないと思う。
しかし、一般の株が将来下がると見ている私だが、新興市場のネットワーク関連はまだまだ上がると見ている。将来的には。短期で売りだが長期で買いだ。携帯でのネット、「Web2.0」の流れに乗れる株はどこか。何か。

だれも見ていないブログにこんなに書いて、何になるのか分からない。

徒然草

こんなん読んでみた。
随筆?エッセイ?だとおもう。
仏教に根ざしているが、カトリックなどキリスト教の心に似るところもある。面白かった。