2009年5月14日木曜日

日銀、政府の甘さ

◎日本経済に回復の兆し、年末に向け安定へ = 日銀総裁

日銀の白川方明総裁はロンドンで5月13日、ロンドンで講演し日本経済には回復の兆しが見られ、年末に向けて安定し始めるとの見通しを示す一方で、日銀は状況を注視すると述べた。
「日本経済は文字通りがけから落ちた。最近は鉱工業生産が6カ月ぶりに増加するなど一部に明るい兆しが見られる」と語ったという。


◎4月の景気判断、4カ月連続で上昇 = 内閣府

内閣府が5月13日に発表した2009年4月の景気ウォッチャー調査によると、街角の景況感を示す現状判断DIは34.2(前月比5.8ポイント上昇)で、4カ月連続で上昇したという。



これらの景況感は間違っている。国はできるだけ甘い方向で話している。
家計の厳しさ、ここ数日企業が発表している2010年3月期決算予想の落ち込み、消費悪化、財政赤字、不景気の中のデフレ(スタグフレーション)状態、最後に雇用の悪化が一層顕著になるだろう。
私は、株価は今よりも下落、為替は一層の円高を予想している。

昨日の株価9,400円、今朝の為替95.25円/ドル

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