2009年5月16日土曜日

民主党 党首選挙

民主党代表選では、議員と国民に意識の相違がある。

選挙権を持つ議員の票読みでは鳩山の勝ち。
世論調査では、圧倒的に岡田支持。

このわけは、小沢一郎の影響力。
衆議院選挙が近いので、岡田を選んだほうが民主党にとっては有利だと思う。

ただし、政権交代が日本経済に与える影響はあまりないと思う。むしろ、自民党政権のほうが景気回復は早いと思うくらいだ。海外投資家はどう見るのだろうか、今夜のロイターで分かる。
鳩山なら岡田よりもほっとするのでは。自民党に近い方が安心だ。
安全保障、基地移転、米債務のドル建て。

国民の所得を2割上げると鳩山が言っていた。岡田は産業構造を変えると言っていた。

どちらも一般に受けがよいだろうが、実現味がないし現状認識が違う。
今の日本の問題は、莫大な消費をしてくれる米国経済がこわれていること、それに変わる中国も成長率が落ちているし国民気質が米国ほどの浪費をすると思えないこと、そこから発生する問題、これまでの日本の輸出依存経済を見つめないといけない。

国民は簡単に政治を変えたがっている。ただの何となしの期待感。
しかし、民主党が政権を取っても簡単な状況ではない。

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