2009年1月11日日曜日

創価学会

 創価学会幹部のインタビューをテレビでやっていた。

 国政は分からないが、身近なこととして、信仰は個人の自由だが、自分の信仰の正しさを確信し他人に押しつける、また親類縁者を巻き込むのは、結果的に信仰を得た場合以外、巻き込まれた側にとって迷惑な話だ。

 我が家は聖教新聞なるものを長年とっているが、親類の依頼による。内容では読むべきことはない。毎日1面を飾るのは池田名誉会長の素晴らしさであり、横目にて見るだけで閉口頓首。足利銀行の破綻直前の増資株を追加購入したのも足利銀行幹部であった親類の依頼によるところであった。いずれも自分の判断でないものは、良い結果をもたらさない。

 創価学会は、うさんくさい団体だ。部外者の私が、信仰そのものについてや信者さんそのものをどうと言える立場ではない。しかし、過去の盗聴事件や、出版妨害事件などがあったことは記憶している。また、学会と政治的な活動についてはどうなのだろうか。

 創価学会は、日本最大の宗教団体だという。会員はどれ程いるのか知らないが、確実に増えているらしい。公明党の支持母体だが、そもそも政教分離ではなく、政教一致思想が学会にあるらしい。体制としては創価学会は日蓮正宗から破門されたのであり、政争は絶えないが、勢力としては本山を上回っているのではないか。

 与党となって10年くらいになる公明党が、政治的に政権を取っていること、それに反対する意見が少ないことに不思議さを感じる。政教分離は憲法の原則だ。選挙となれば、親戚の信者さんから電話は訪問を受けている。迷惑千万だ。

 つぎの国政選挙では自民党が負けることは国民的な予測だが、自民党は公明党と縁を切らないと次の政権では生きられない。このことを自民党議員は早く気付くべきだ。公明党票がほしいばかりに、理念が違うのに与党を形成し、選挙では共闘を組もうとしている。行動すべきだ。その点、栃木県の渡辺氏はマスメディアを利用して自民党批判を繰り返し、次の政変に備えているように見える。小泉と同じ手法か。

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