2009年1月30日金曜日

為替と株価の予想

現在

為替 1ドル=90円前後
日経 8,000円割れるかどうか

予想

円は更に高くなる。今の90円ではまだ底を打っていない。1ドル70円程度。
当然、株価は下がる。輸出企業を中心に下げるが、内需特に、サイトで商売しているようなところは株価を維持するか、上げるだろう。
売り:三越伊勢丹、トヨタ自動車、京セラ、シャープ、
買い:ヤフー、楽天、カカクコム。。。

要因

①円高基調

2007年半ばには、1ドルは120円だった。
2008年1月には107円。
このところ90円を行ったり来たりしている。
基調が円高。

②財政赤字

・米国は財政赤字が大きく、今後も増えるだろう。ドル安傾向になる。
・雇用や金利や業績の数字も大事だが、それよりも世界の米国経済に対する見方が重要だ。
米国に対する信頼が薄れるか、維持できるかで相場が決まる。今はオバマ人気で政策を見つめているが、世界の心が重要になる。信頼感を維持しながら実態経済を戻す綱渡りだ。

②金利差
・日本の金利はこれ以上下がらない。他国が政策金利1%以上で変動させているにもかかわらず、日本は0.1%だからだ。これ以上金利を下げられないのだから、円の信頼は高くなり、円高になる。
・財政赤字を増やしてまで需要喚起のための財政出動をする世界各国だが、果たして効果はどうか。副作用として言われるインフレはどうなるか。
・最悪なのは、日本では、財政支出が工事にからみ、雇用が増えるかもしれないが、短期の需要ではだめだということ。国が国民から土地を買い何かを造るのは、短期的に地主とゼネコンが儲かるだけで何ら効果は薄い。こうなればますます株安になる。

0 件のコメント: