2009年1月3日土曜日

国の関与と国債

変動金利の国債は、昨年10月には、100円額面に対し90円を割った。また回復したが、問題は、会計基準の政府の関与である。
銀行協会の会長が政府の中川大臣に要望して、会計基準を時価会計から棚上げした。国債の評価損を隠すためである。株の空売り禁止と同じで、一時隠してもいずれは明らかになる。山一証券がつぶれたのも、歴代隠し続けた「とばし」の露呈だった。
株式まで評価損を隠すために、企業の会計から時価評価をやめようとする。それは表面的なお化粧に過ぎない。

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