2010年1月5日火曜日

三越伊勢丹HD ②

前述のわけで、今日も三越伊勢丹HDを売った。871円。

株は、買いから入るのが普通だが、売りから入ることもできる。それを空売りという。先に株を借りて売り、あとから買い戻す。株が下がるほど利益が出る。売りの利は、買いの利よりもおもしろい。
空売りで莫大な富を築いたのは、J.F.ケネディーの父(世界恐慌時)、山種(2.26.事件時)いずれも情報を先取りしたインサイダー。

空売りの方法は、私なりのやり方がある。
検索エンジンでたまたま引っかかってこのブログを見てくれている人もあるようだが、株をやる人は是非試してみてほしい。

1 株価下落の確信をもったら、空売りをする。
  売る量は、手持ち資金の1/10くらいとする。
  最初から全額賭けるなら、それは丁半博打でヘタ。
2 空売り後、予想が外れて株価が上がったら、ますます売る。その株数の割合は、1:1:2である。1回目が1、2回目が1、3回目の空売りは2の割合で売る。
  例えば800円で1,000株売り、900円になったので1,000株売り、1,000円になってしまったので2,000株売る。800円から売っているのに、平均売値は925円で割と高い。
  こうしてまた800円に戻ったときに、125円×4,000株の利が出る。
  まず800円で売って、そのまま下げてしまえば、それはそれで利が乗る。

このやり方で最も重要なのは、自信である。自信がないときは手を出さない方がよい。必ず株価が下落するとの自信がないと、ちょっと上がっただけで不安になる。株価が上がっていくときに売り玉を増やす私のやり方は普通じゃない。怖い。だからこそ、一年も持続する自信が必要だ。

「千人の逆を行け」「怖いところを売るが極意」「皆強気、売りの種まけ」と江戸時代の米相場の神様も言っている(慈雲斉牛田権三郎 1755年 三猿金泉秘録)。

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