2007年12月1日土曜日

来週の為替、株、原油相場

11月30日(金)米国は、
dow 13,371.72 +59.99 高寄りから下げ止まり
nasdaq 2,660.96 -7.17 だらだら安値
Japanese Yen 111.24 戻り高値引け
原油先物 90.78 まで戻り高値で、88.81の安値引け

来週の相場は、どうなるのか。
dow はよくわからない。高いかと思う。
nasdaq は下げた、これは重要な視点だ。日本株が東証1部が上げ、新興が下げる予兆なのである。
Japanese Yen はまだ安くなるだろう。そのとき、円安の度合いにもよるが、トヨタ、旭硝子、キャノン、オリンパス、タイヤなどの銘柄が拭き値を付ける。そこでは、きっと「売り」だろう。次の高値で売れば儲かりそう。
oil はきっと下げる。100ドルは高すぎる。このまま行けば、消費が低迷する。どうしても安くするしかない。中国の消費が気になるところだ。あの多くの国民が日本人のように車をたくさん所有するようになったら、その消費は大変なことになる。ただ、いま、その数は多くない。10年後、国民の1/100が車を持ったら、大変なオイル不足になることは明らかだ。そうしたことを見越した投機なのだが、20ドル30ドルといっていたのが数年前だ。余りにも急激な上げは、暴落をもたらすだろう。そのためには、その金が株や債権や貴金属に回る必要がある。すでに米国株、金は上げすぎた。どうしても日本株が注目されるしかないのではないか。

30日の東京が強い相場だったし、それを受けた全世界的な強気相場は、来週の初めは継承するだろう。為替も私の思惑通りの円安。11月は、あまりに下げたので、ここはある程度の戻り。
8月のサブプライム関係暴落と類似している。来週短期の上げになるのか。

外国人が日本株しか投資先がなくなるという事態が、やがて来る可能性もある。

膨大なオイルマネー(例えばアブダビ政府系投資は日本の国家予算以上である。)は、米国に半分くらい行っているだろうが、米国の景気はそれほど安心できない。サブプライム問題は2008年のほうが厳しいという予測もある。見えないから怖い。中国株はバブルを呈し、その他のアジアは魅力が薄い。インドも高騰してきている。PER,PBRレシオでは、日本が割安に見えるのも私だけではないか。

直近短期相場では、円安、米株高、オイル安という最高のパターンになるかも知れない。日本株は、収益率10倍、資産率1倍の銘柄にシフトするだろう。しかも、鉄鋼、船、重工、薬品などの大型株が強いのではないか。そうなると東京は全面高の可能性もある。

機関投資家の11月投げ売りは、ファンド解約の意味もある。顧客からの解約依頼では、どうしようもなく売ってくる。それが鉄鋼に現れたのではないか。安すぎた。業績好調の割には、あれは安い相場だったが、為替の関係もあろう。これまで投資をしてこなかった退職者の退職金が、ファンドにいったことは十分考えられる。ファンドの運用資金は増え続けている。これから大量退職者時代を迎え、ますます増えることになる。また、オイルマネーも行き場を無くして日本に来る可能性がある。さらに、金相場が下がっていること、米国が金利を下げ続ける可能性があること、日本が金利を上げられないでいることなど、株高の可能性は沢山ある。
ただ、懸念すべきは、目先、基本的に景気の伸びが良くないことだ。
これは重大な問題だ。

後場は横ばいの展開をした30日だった。それは、中国の投資が日本に来ないとのニュースが原因で、それがなければ更に高かった。

米国が問題なのは、世界中にドルを増やしておいて、時刻の景気をやっと保っている点だ。資本家の
ための行動ばかり取る。結局泣きを見るのがいつになるのか。ドルがあふれれば為替はドル安に振れるが、簡単にはいかない。対するユーロや円が強いとは限らないから。米国は借金をしても消費を拡大する国。それが国民レベルでも、国レベルでも行われている。今回のサブプライム問題はその典型で、いずれ破綻することは1年前から目に見えていた。いつか?がテーマだった。貿易収支にしても、いつつぶれるか、がテーマだ。私は、こうしたことから、投資家心理面では株高、売買取組状況やチャートでも株高だ。しかし、根本問題の景気では株安だ。

結論では、短期では「買い」だが、長期では「売り」だ。

12月11日のFOMCで利下げとなれば、短期的に株高になるだろう。どんと上げればそこまでで終わり。少ししか上げなくても、そこまで。
結局12月12日は、「売り」で始めたい。というのが、私の予想だ。

先週の米国株の火~水曜日ダウ平均、+550ドル。これは5年ぶり。

これを上昇の初めと見る向きもある。しかし慎重に考えれば全力投資はできない相場だ。

東京市場で、私が気にしているのは、インターネット株。在庫を持たず、人も少なく、ただの仲介をしているだけの楽天やyahooがどうして上がらないのか、不思議でならない。
たぶん、大口は投資できる発行株数規模にないし、これまで買ってきた個人投資家の投資心理は、ライブドア関連銘柄の暴落に始まるこの1,2年の新興市場暴落で冷やされているためか。
インターネット株の成長株として、夏にDeNA、ミクシィを買ったが、上げ半ばで売った。

簡単なのは、見えるショッピングサイトだが、たとえば、検索サイトでは多くのニュースを出している。例えばニュースのサイトでもいい。そこが集客数が高ければ、広告の意味も高くなる。選択広告というネットの特徴から、ソーシャルネットワークシステムは投資からはずせない。あるサイトが、毎日数百万人の閲覧を受けるとすれば、それはもはやテレビに匹敵する。

9月18日から、マザーズ市場など新興市場は相当に上げた。私の持ち株では、50%以上になったが、これは簡単に一本調子では行かないと思う。
しかし、一般の株が将来下がると見ている私だが、新興市場のネットワーク関連はまだまだ上がると見ている。将来的には。短期で売りだが長期で買いだ。携帯でのネット、「Web2.0」の流れに乗れる株はどこか。何か。

だれも見ていないブログにこんなに書いて、何になるのか分からない。

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