2010年4月14日水曜日

風土

田辺三菱製薬は4月13日、25日間の業務停止とする行政処分を受けた。子会社バイファが血液製剤の承認申請でデータ改ざん、ねつ造したため。


この処分は甘すぎる。
「バイファ」は旧「ミドリ十字」の子会社。「ミドリ十字」は戦中、中国人への人体実験をした関東軍731部隊内藤良一が設立した。血液製剤のトップ企業となった。戦後も人体実験をして問題になった。経営は厚生省の天下り官僚が行っていた。非加熱製剤によるエイズ感染の危険性を指摘された後も、会社のために認可を続け薬害エイズ事件を引き起こした。

新薬の承認申請にあたり、データを虚偽することは、やってはならないことである。
社風なのか。

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