2009年3月17日火曜日

日経3連騰はあや戻し 下げの過程

この間の手記で、日経平均は7,000円どころか6,000円まで下がる可能性があると書いた。
今日まで日経3連騰で、8,000円が射程に入ってきた。
本日 始値   7767.34
    高値   7967.03
    安値   7723.94
    終値   7949.13
    前日比 +244.98
3連騰といっても中身は爆上げ。
円相場(円/米ドル)も下げている。98.65円

しかし、これは売りだと思う。

今は、下げの過程の一時の上げだと思う。
寄り付き前の外国証券(11社)の注文状況は、220万株の売り越しである。
外人が売って、日本が買っている。

上げる材料
★シカゴ225先物は堅調だし、やや上げている。しかし、これはあや上げだろう。
★NY円は3日続落

しかし、下げると思う根拠は次のとおりだ。
★米国株は4連騰したが、やや落ちている。金融株中心に悪い。
★NY原油は反発、4月物は1バレル=47.35ドル
★日銀短観で良いものが出ない。悪い指標ばかりだ。
★トヨタ、プリウス現行モデルを189万円に値下げ。これはよしとする人もあろう。数が売れる。しかし、売れても収益が問題だ。シェアより利益だ。ホンダを意識しての値下げだろうが、売って儲からなくては株は上がらない。
★政策期待がこれまでの売り玉の買い戻しを誘っているだろう。しかしここは踏ん張りどころで、売り方は資金があれば更に売る場面だと思う。
★銀行が上げている。しかし、収益では買えるが成長では買えない。

というわけで今日も売った私でした。

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