2009年12月5日土曜日

自国通貨安

雑誌では(三井住友銀行チーフストラテジスト宇野氏)、来年1ドル50円になると言っている。こうなったら輸出産業は壊滅。私は、そこまでは行かないと思う。先日14年ぶりに84円台、今日90円を超えたが基本的には円高。

2027年にGDPは中国が米国を抜いて世界一になる。しかし、2兆ドルをもつ中国がドル安を容認できないし、通貨安競争をしたら世界恐慌の二の舞。そこから先の大戦が始まった。自国通貨安は一時は自国の景気のために良いが、長期ではいけない。
世界の外貨準備は、63%がドル、28%がユーロ、ポンド4%、円3%。世界はこぞってドルを支えるべきだ。民主党の円高政策は、実は世界のためなっている。

英ポンドが米ドルに基軸通貨の座を奪われたのは、米国が世界一の経済・軍事の力をもってから30年後。ドル崩壊は、中東と中国がドルを放出したときだ。

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