2009年12月1日火曜日

為替

報道は、次のとおり。
ドバイ政府は25日、ドバイ・ワールドと系列の不動産開発会社ナヒールが抱える数百億ドルの債務について、債権者に返済の延期を認めてもらうよう要請すると発表した。120億ドルに上る可能性がある。その結果、ドル/円は一時1995年以来の水準となる84.83円まで値を下げた。

本当は、次のとおり。

ドバイはきっかけでしかない。市場は理由をつけたがる。為替は何かとドル安に持っていきたがる。そうしないと世界がもたない。日本政府が為替介入し、1ドル110円くらいに持っていったら、日本の自動車会社や精密機械会社などは莫大な利益を得るが、結局日本のためにならない。まず、米国経済を立て直すこと、それまでドルを安く押さえて米からの輸出を伸ばす。世界の準備通貨は63%がドルで円は3%しかないのだから。

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