2009年8月17日月曜日

ユングとティリッヒ

私のカトリックの勉強は、4月から指導者がSr.TからSr.Uとなり、典礼から聖書そのものになってきた。Sr.Uは旧約聖書の専門家で、大学のゼミのような内容を(学者ではなくその道を歩む方から)指導していただける私はまことに幸せ。
8月15日は旧約聖書の3回目。いまだに創世記第12章。バルバロ訳旧約聖書全1896ページのうち24ページに過ぎない。先にSr.Tから指導していただいた新約はだいたい終わったと考えても、1回あたり7ページのペースで月2回の学習では、旧約が終わるには11年3か月かかる。

この夏はゆとりがあったので、楽しい読書ができた。
人間ドックの泊も本を読んでいると快適だ。

「軽井沢とキリスト教のかかわり」に関するもの・・・軽井沢という土地にある情緒を感じるわけはこのあたりなのかもしれない

井上洋治や広谷和文などの汎在神論に関するもの・・・一神教でも汎神論でもない神のとらえ方は日本人としての私を納得させる

米国の日本への原爆投下に関するもの・・・原爆をどうしても使いたかった米国、少なくとも長崎へは不要だった

経済誌のいろいろ・・・今の世界経済は米国と中国のダブルエンジン。懸念されるのは米国の景気刺激策による債務の増加

「カラマーゾフの兄弟」などドストエフスキー・・・著者は天才だ

コーヒーの焙煎技法の本・・・奥が深い

またあとでじっくり読みたいのは、「ユングとティリッヒ」(ドゥアリイ)

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