2009年6月21日日曜日

生きがいについて

昨夜、何年かぶりに「生きがいについて」(神谷美恵子)を読む。

内容よりも、著者の人生を思う。
著者は、語学の天才(フランス語、イタリア語、ドイツ語、英語、ラテン語、ギリシャ語)。ギリシャ哲学に精通。宗教家(無教会、クエーカー)。オルガニスト。精神科医。著述家。翻訳家。通訳者。大学教授。その上、豊かな感受性と弱者(とくにハンセン病者)への愛があり、さらに容姿端麗だったという。

才能がありすぎて人生が200年でもたりない、こういう人生もあるんだなあと思う。

著作も多い。「こころの旅」は、いろんな原語、医学用語が出てくる。著者の日記も出版されている。肝心なところがドイツ語やフランス語で書かれていて読みにくい。

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