2009年11月21日土曜日

靖国神社

東京へ行かねばならず、ついでに靖国神社に行ってみたい。嫌いなのに何度か行くところ。

嫌いなのは、カトリック教徒としてではない。
○靖国は政治的人為的につくられた宗教。
○靖国は戦死者だけが神であり、戦病死や空襲死亡者は祀られない。
○戦死者の遺族年金は補償金ではなく、天皇陛下から賜る「恩賞」であった。

カトリックでは、11月は死者の月。殉教者は崇拝される。宗教ってそういう面を持っていると思う。創価学会でもそうだ。特攻出撃に際し上官が「貴様等は神(靖国の)になるのである。」と言ったという。

靖国神社を肯定できないが、戦死者の写真を見ていて、この一人一人、そして遺族を思うと憐憫、感謝、尊敬の情を禁じ得ない。この人たちは日本のため、子孫のために死んだのだ。
嫌いなのに何度か行くわけはそこにある。

0 件のコメント: