2012年2月11日土曜日

幸せの尺度 ウォールストリート

映画
ウォールストリートを観た。
この映画の主題は、証券取引、金融取引によるあぶく銭と幸せとは何かという問題だが、日本人ならとっくに分かっている文化だ。

幸せは、どのような尺度か、まずその人の満足度だ。
それにしても、アメリカという知的な、開かれた、エゴイスティックな文化に、どうして日本が学ぼうとしているのか。
自分を表現する、そういう力を日本人が身につけようとしている。主張の仕方を学ぼうとしている。
日本人には、惻隠の情という能力がある。
彼らは、OH MY GOD
と身振りを交えて、極めて表情豊かにいわなければ、伝わらない。
ちょっとした視線の動きだけで、日本人なら分かることが。

アメリカの今となっては世界の、金融バブルは、作られてまた崩壊していく。
この映画の空売りや、インサイダーや、ヘッジファンドや、証券詐欺、うわさによる株価暴落が罪で空売りによる株価暴落が罪ではないことや、レバレッジ、サブプライムローン、など、知識がないと分からないだろう。

マイケル・ダグラスは味ある役者だ。

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