2009年1月30日金曜日

為替と株価の予想

現在

為替 1ドル=90円前後
日経 8,000円割れるかどうか

予想

円は更に高くなる。今の90円ではまだ底を打っていない。1ドル70円程度。
当然、株価は下がる。輸出企業を中心に下げるが、内需特に、サイトで商売しているようなところは株価を維持するか、上げるだろう。
売り:三越伊勢丹、トヨタ自動車、京セラ、シャープ、
買い:ヤフー、楽天、カカクコム。。。

要因

①円高基調

2007年半ばには、1ドルは120円だった。
2008年1月には107円。
このところ90円を行ったり来たりしている。
基調が円高。

②財政赤字

・米国は財政赤字が大きく、今後も増えるだろう。ドル安傾向になる。
・雇用や金利や業績の数字も大事だが、それよりも世界の米国経済に対する見方が重要だ。
米国に対する信頼が薄れるか、維持できるかで相場が決まる。今はオバマ人気で政策を見つめているが、世界の心が重要になる。信頼感を維持しながら実態経済を戻す綱渡りだ。

②金利差
・日本の金利はこれ以上下がらない。他国が政策金利1%以上で変動させているにもかかわらず、日本は0.1%だからだ。これ以上金利を下げられないのだから、円の信頼は高くなり、円高になる。
・財政赤字を増やしてまで需要喚起のための財政出動をする世界各国だが、果たして効果はどうか。副作用として言われるインフレはどうなるか。
・最悪なのは、日本では、財政支出が工事にからみ、雇用が増えるかもしれないが、短期の需要ではだめだということ。国が国民から土地を買い何かを造るのは、短期的に地主とゼネコンが儲かるだけで何ら効果は薄い。こうなればますます株安になる。

2009年1月25日日曜日

会計基準 ごまかしてもだめ

 ずいぶん昔、日経平均株価を上げるために、銘柄を入れ替えた。当時上がっていったIT関連をたくさん日経平均に入れていった。そうすれば平均株価も上がり、日本経済は良さそうに見えるから。
 ところが、結果は惨たんたるものとなった。IT不況になったのである。入れ替えてますます悪くなった。

 今、企業の業績予想を下方修正発表している一つのわけは、会計に持ち株など、保有金融資産の評価損がある。逆もあって、業績は良くなっていなくても、保有する資産価値が上がったために時価会計していって業績がよく見えることもあった。
 評価損が大きいために、時価会計をやめるように改正したらどうかという意見があるが、間違っている。一時的に表面上だけは良く見えても、実態が悪いのはすぐ分かる。その上、会計に信用がなくなる。後者のほうが弊害が大きいだろう。
 いつの時代も、商売も、企業活動も、個人の生活においてさえ、糊塗することが何ら良い結果をもたらさない。

ラザロ

マルキシズムとカトリシズム。
このことが長く私をとらえ続けてきた。
シスターがおっしゃるには、ラザロの例を出され、最低の経済的なものは求めてよいが、目の前の苦しむ人へどうするかという問題だと。

私のそばにいるラザロ。「ラザロを通して神さまに接する」マザーテレサは言った。
更に、「貧しいラザロは、大声で訴えてはいませんが、私達のごく身近で、私達に問いかけています。」
「それに気づくのは、やはり、御言に真に耳を傾けることではないでしょうか。」

ルカによる福音書第16章

チェンジ、ホープとゴミの山

オバマ就任演説は、選挙中のチェンジも、ホープもなかった。責任が連呼された。
演説のあとは、ナショナル・モール含め、町中がゴミの山。

これがアメリカだ。

平等と差別のハザマ

 米国は、大学や大学院の入学に際し、「アファーマティブ・アクション」が取られる。名門大学では、1600点満点の試験結果に、黒人は230点、ヒスパニックは185点が加算されているという米プリンストン大学教授の教唆結果がある。

 最近は批判もされている制度のようだが、マイノリティーを優遇しなかったら、社会の強さは発揮されないのではないだろうか。日本はもっとやるべきだ。海外からの労働者を下層と見なしてはいけない。

日本の水平社運動もそうだが、マイノリティーにあっては、彼等自身が自信をもって誇りのうちに立ち上がる必要がある。黒人が黒人であることを誇ること。日本も、多様性の生かせる国家になるべきだろう。

自動車産業を救済するのか

救済すれば、国が不安定。ドルが不安定。
救済しなければ、支持率が下がる。

これがオバマの最初の問題。
デトロイトの黒人比率は、84%。自動車にかかわる黒人は他産業よりも多く、他の黒人よりも収入が1割多い。
雇用は選挙公約だ。

1世紀に渡って黒人を採用してきたが、ビッグスリーの歴史には、黒人がほとんど登場しない。
奴隷制廃止、公民権運動を経て黒人が活躍したのは、スポーツ、音楽、文化。経済・産業界において、成功者が少ない。全米売上高上位500社中、黒人経営者は5人。

アメリカは、まだまだ人種差別の国だ。白人金融資産が、1世帯あたり800万円。黒人は54万円、ヒスパニックは71万円。

黒人大統領誕生のわけ

1年前、オバマ勝利は予想できなかった。
民主党内の激戦も、民主党の勝利も。
勝利のわけ

①ウォール街だけが儲かった、という誤解から、共和党離れ。
②国民の不満。医療保険に入れないなどから、共和党離れ。
③若者に受けた。ヒラリー離れ。
④オバマの名演説は、単純でキーワード。保険、イラク、雇用、希望
⑤金融危機で共和党離れが加速。

このうち最も大きいのは⑤ではないか。

オバマの効果説明

オバマ米大統領は、昨日総額8250億ドル(約73兆円)の景気対策法案の経済効果について説明した。
雇用創出
医療保険の拡大
代替エネルギーの生産力倍増

その他7000億ドルの不良資産救済もある。どうなるのだろうか。

2009年1月23日金曜日

日経平均5,000円か

日経平均は7,000円で底を打つという評論家がある。
私は5,000円でもどうかと思うくらい暗い見方をしている。

だから、売っている。

ただ、今日は楽天を買った。ヤフーも買いたい。下げたらまた買う。楽天5万、ヤフー3万は安い。
この手はまた上がるだろう。
それから商社。三井物産はいずれ買いとなるだろう。今、800円台は安い。

2009年1月21日水曜日

オバマ就任 株価の下げ

世界株価の上昇のためには、政策効果しかない。
人気だけではもはや経済効果はない。

オバマ氏が米大統領に就任したが米国ダウは就任式当日としては過去最大の下げ幅となった。
材料出尽くしだ。
心理的には、悪い状況だ。
日経も米安と円高で大変だ。
今からは、効果を見るしかない。政策の効果。景気の上向き指標しか、株価を上げる要因がない。
売っても売っても儲かるだろう。
シャープが800円を超えたときは高すぎだと思ったが、今、下げて700円台になっても、まだ高いと思う。

気になるのは、これほどみんなが景気が悪い、株価は下げると言っていると、むしろ底かと思う。

2009年1月19日月曜日

デフレになる

◎日本の消費者物価指数
 2008年の9月をピークに落ちている。食料・エネルギー価格高騰がおさまり、下落してきたため、今後一層の物価下落になる。

◎円高
 資源・エネルギー価格下落だけではあまりこわくない。円はドルだけではなく各国に対して高くなっている。輸入価格を下落させている。アメリカの財政出動は、円安圧力に。しかし、アメリカはどれ程出せるか分からない。

◎需給
 設備投資だけではなく、個人投資も落ち込んでいる。明るい指標を出そうとして甘く表現する日銀さえ認めている。売れないのだから値を下げるしかない。例えば100万円の車が売れないで残っているなら、90万円でも売りたい。1,000万円の土地が遊んでいるなら900万円でも売らなければならない状況が起きるだろう。不動産価値の落ち込みは実に景気に影響すると思う。

2009年1月18日日曜日

需要収縮は怖い

世界屈指の通信機器メーカー、ノーテル・ネットワークスが、アメリカとカナダで破産法適用申請。
米自動車ビッグ3のように政府からつなぎ融資を受けることもできず、経営破たんとなった。
ノーテルは世界150か国を超える国々で事業を展開しており、日本にも拠点を有す。
ノーテルは、ベルの「電話の発明」にまで遡ります。ベルは、1877年に米国でベル電話会社(後のAT&T)を設立。さらに、1880年にカナダで電話会社を設立、その製造部門を分社化した「Northern Electric and Manufacturing Company Limited(1895年設立)」が、ノーテルの前身。
ノーテル株は、一時800ドルを超えていた。ITバブル崩壊、ノーテル経営危機。売上が前年の半分、株価は4ドル台に下落、従業員数は2年間で3分の1。

「リーマン倒産」で、投資家心理が悪化し、株価は1日で半値。さらに、11月10日に発表した第3四半期決算は、34億ドルの赤字に転落。債務超過に陥った。株価も1ドルも割り込みました。

固定電話ネットワーク最大手、フランスのアルカテル・ルーセントは12日、マネージャー職1000人を削減するとともに、向こう2年間にわたり経費を年10億ユーロ(約1190億円)減らすと発表。契約スタッフも約5000人減らす。

米ネットワーク機器、シスコシステムズは25日、コスト削減のため、米国・カナダ事業の大半を5日間休業と発表。

株価は、世界的な需要減少を考えて、そうとう下落するだろう。
大恐慌リスクは、日本人が思っているよりも高いだろう。設備投資需要縮小は、スピードが速い。
需要収縮は住宅・不動産、自動車、設備投資関連企業へ。
次は雇用悪化。
次は国民の可処分所得減少。スタグフレーションスパイラルに陥る可能性がある。
需要が前年比10%減を超えれば、恐慌となるおそれがある。回避したいものだ。

2009年1月17日土曜日

売り一本槍

現物で買っていた三井物産を900円台で売り、建て玉は売りだけになった。
7203トヨタ自動車(株)
6971京セラ(株)
1812鹿島(株)
7905大建工業(株)
イスラエルのガザ侵攻中止の可能性報道や経済評論家の楽観的言い方、ニューヨークダウが上げたことなどから、1月19日(月)の東京は少なくとも寄りつきは高いだろう。
ここは、さらなる売りをしたい。売りで取れそうなのは、シャープだ。
オバマの環境関連対策への期待で上げた。ここまでの売買も多かった。ここを踏み上げればどんと上げる。しかしむしろ下げるだろう。
今90円の円高も一服し、円は安くなるだろう。しかしそれは一時的なものだろう。また90円を割るだろう。
北浜○○○という株式評論家がいる。30年も前から評論活動をしているが、短期では当たったこともあるが、長期の視点はいつも強気で、買いばかり。この評論家がいうには、

「日経平均の日足チャートで昨年10月28日につけた安値6994円を起点に、11月21日につけた安値7406円を通るトレンドラインを引くと、現在の水準はその延長線上にしっかり乗る形」
「オバマ大統領が正式に就任します。来週から新たな時代が始まるのです。そのため私は「オバマに賭けろ」と主張しています」

オバマ大統領就任したら、アメリカ経済が復活するのか。彼は極めて困難な舵取りをしなければならない。自動車産業に従事する黒人の所得は他の産業従事者の黒人の所得よりも1割高い。更に、年金保険などの待遇は抜群によい。黒人の雇用を守れ、それは彼の支持基盤だった。
しかし、自動車産業をどうやって復活させようというのだろう。ただ資金をつぎ込んでも、無駄になるだけだ。

2009年1月13日火曜日

復讐するは我にあり

 愛する者よ、自ら復讐すな、ただ神の怒に任せまつれ。録して「主いひ給ふ、復讐するは我にあり我これを報いん」とあり。「もし汝の仇飢えなば之に食はせ、渇かば之に飲ませよ、なんぢ斯くするは熱き火を彼の頭に積むなり」悪に勝たるることなく、善をもて悪に勝て。

ロマ書12:19-21

円高、原油安はどの程度か

 2008年8月から9月は、原油が1バレル147ドルの最高値を付けた。この時期の為替は1ドル108円~109円であった。1バレル買うのに15,876円必要だった。
 本日は、原油が37ドル、為替は88円。1バレル3,256円だ。
 最高値の時と比較して、日本円では原油を5分の1の金額である。

 原油が安いわけは、世界原油需要が低くなるからだ。経済が回らない、景気が悪いから原油消費が落ちる。だから安くなる。OPEC、IEAの原油需要見通し発表はどうなるか。

 有限の資源である原油は、いずれ貴重品になるだろう。新興国がやはり油に頼ったエネルギー消費をするだろう。だから、今の値段は安すぎる。しかし、来年も安いと予想すれば、その先のものまで買っていられない。アメリカを代表とする短期の利益を追求する今の資本は、そんな先まで見ない。
 5年も10年もお金をほおっておけるなら今の原油は買いだろう。

良く下げる日経

 日経は8,400円台となっている。良く下げた1日だ。買いは三井物産しか持ってない。鹿島、京セラ、トヨタ、大建工業など売り玉が多いから助かる。
 11日早朝、ここで為替1ドル90円割れを予想したが、こんなに早く達成するとは。今日は88円となった。大変なことだ。輸出産業は昨年来105円くらいを想定してきた。それでも円高目に設定したと思う。それが日本的な企業の予測だ。業績も低めに予想を出すのが常となっている。
 原油2月物は1バレル=37.59ドルとなった。一夜にして3.24ドル下げた。
 ユニクロのファストリ(株)は、経常益11%増を発表した。ニーズに合う日用品は売れる。外食産業などもこの不況では強いだろうが、今だけであとから効いてくるだろう。
 政府は、太陽光発電インフラに5兆円かけるという。すごい金額だ。これが景気につながるか分からない。
 米国の業績はまだ下がるだろう。企業損失は一層ふくらむだろう。
 円はどこまで行くか分からないほど高くなる気配を感じる。90円を切ったからには、80円、次に70円を目指すだろう。
 内閣府が本日13日発表した2008年12月の景気ウオッチャー調査では、景況感は前月比5.1ポイント低下の15.9。3カ月連続過去最低更新。消費が冷えているのが分かる。「今が景気の底ではないだろう」ことが、怖い。現状判断指数低下は9カ月連続だ。
家計による消費がさがっていること、企業業績が恐ろしいスピードで落ちたこと、雇用不安定。すべてが過去最低である。

 今日は、トヨタ自動車を買い戻した。2,925円。

2009年1月12日月曜日

なす事によって

 なす事によって性格や考えが変わっていくこともあろう。
 私の性格が簡単に変わらないだろうが、ミサに行き、良き指導者と接するうちに少しずつでも変わっていけたらと思う。
 身体から入る心理療法なんて、本当に興味があった。西洋の心理療法が心からはいるのに比して、内観や禅など日本の心理療法は体を重視してきた。本当に興味深いことだ。

肝心なところがわからない

 カトリックの信仰を恵まれた人達の回想、修道者になった人達の思いを読んでみると、結局肝心なところが書いてない。書けないのだろう。召命としかいいようがない。
「どうしても修道者になりたいと思った。」「修道者の生活に憧れた。」などと表している。
女子パウロ会のサイトに「どうしてシスターに」というコーナーがある。同じだ。
その、思った、憧れたのはなぜか、その肝心なところが書いていない。神の恵みなのだろう。

神父様が2008年の11月頃、ミサの説教でおっしゃっていた。
「あなたが私を選んだのではない。私があなたを選んだ。」
ヨハネ 15-16

2009年1月11日日曜日

米ダウ、日経平均の比較

 米ダウは、あまり下げないで頑張っている。先頃まで9,000ドルを超えていた。金曜日下げ先物8510ドル。
 日本はさっさと解散して、政策論争をし早めの手をうっていかないと、株価は上がらない。

 たぶん、ニューヨーク市場は日本より大きく下落する。そのあと、日本は選挙がらみで上がったところが最高で暴落気味に推移し、ニューヨークの下落に追いつくだろう。
 上がったとしても売り、下がったとしても買い戻しはできない。売り一辺倒のこのごろなのです。

主の洗礼の祭日に

 Advent キリスト教において、キリストの降誕を待ち望む期間をいう。「待降節」という。
 カトリック教会は、11月30日に最も近い日曜日からクリスマスイブまでの約四週間である。教会では暦で節目を考えている。1年の始めである暦の起点はこのadvent。第一、第二、第三週を経て、第四主日がクリスマス直前の日曜日である。最後は「王であるキリスト」の祝い。グレゴリオ暦である。

暦は次のとおりである

待降節、主の降誕、聖家族の主日、降誕節、主の公現、主の洗礼、年間主日、灰の水曜日、四旬節、受難の主日(枝の主日)、復活の主日、聖木曜日(主の晩餐)、聖金曜日(主の受難)、聖土曜日(復活徹夜祭)、復活の主日、復活節、主の昇天、聖霊降臨の主日(ペンテコステ)、三位一体の主日、キリストの聖体、イエスのみこころ、年間主日、主の変容、諸聖人の日、死者の日、王であるキリストの主日

今日、1月11日は「主の洗礼」の祭日であり、このような日に、シスターに洗礼にむけての勉強を依頼できたことはまことにありがたいことでした。

「わたしたちは洗礼によってキリストと共に葬られ、その死にあずかるものとなりました。それは、キリストが御父の栄光によって死者の中から復活させられたように、わたしたちも新しい命に生きるためなのです。」ロマ書 第6章4節から

マルコによる福音書 第1章7から
彼はこう宣べ伝えた。「わたしよりも優れた方が、後から来られる。わたしは、かがんでその方の履物のひもを解く値打ちもない。わたしは水であなたたちに洗礼を授けたが、その方は聖霊で洗礼をお授けになる。」そのころ、イエスはガリラヤのナザレから来て、ヨルダン川でヨハネから洗礼を受けられた。水の中から上がるとすぐ、天が裂けて“霊”が鳩のように御自分に降って来るのを、御覧になった。すると、「あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」という声が、天から聞こえた。

創価学会

 創価学会幹部のインタビューをテレビでやっていた。

 国政は分からないが、身近なこととして、信仰は個人の自由だが、自分の信仰の正しさを確信し他人に押しつける、また親類縁者を巻き込むのは、結果的に信仰を得た場合以外、巻き込まれた側にとって迷惑な話だ。

 我が家は聖教新聞なるものを長年とっているが、親類の依頼による。内容では読むべきことはない。毎日1面を飾るのは池田名誉会長の素晴らしさであり、横目にて見るだけで閉口頓首。足利銀行の破綻直前の増資株を追加購入したのも足利銀行幹部であった親類の依頼によるところであった。いずれも自分の判断でないものは、良い結果をもたらさない。

 創価学会は、うさんくさい団体だ。部外者の私が、信仰そのものについてや信者さんそのものをどうと言える立場ではない。しかし、過去の盗聴事件や、出版妨害事件などがあったことは記憶している。また、学会と政治的な活動についてはどうなのだろうか。

 創価学会は、日本最大の宗教団体だという。会員はどれ程いるのか知らないが、確実に増えているらしい。公明党の支持母体だが、そもそも政教分離ではなく、政教一致思想が学会にあるらしい。体制としては創価学会は日蓮正宗から破門されたのであり、政争は絶えないが、勢力としては本山を上回っているのではないか。

 与党となって10年くらいになる公明党が、政治的に政権を取っていること、それに反対する意見が少ないことに不思議さを感じる。政教分離は憲法の原則だ。選挙となれば、親戚の信者さんから電話は訪問を受けている。迷惑千万だ。

 つぎの国政選挙では自民党が負けることは国民的な予測だが、自民党は公明党と縁を切らないと次の政権では生きられない。このことを自民党議員は早く気付くべきだ。公明党票がほしいばかりに、理念が違うのに与党を形成し、選挙では共闘を組もうとしている。行動すべきだ。その点、栃木県の渡辺氏はマスメディアを利用して自民党批判を繰り返し、次の政変に備えているように見える。小泉と同じ手法か。

東京市場は上値重い

 来週の東京株式市場は上値が重くなるだろう。
 オバマ次期米大統領への期待を背景にした買い戻しは一度終わった。
 雇用や業績面などでの実体経済の悪化があらためて認識されるだろう。
 「オバマ・ユーフォリア(陶酔感)」は終わる。
 約8000億ドルの経済対策を公表したとたん、「材料出尽くし」との声が出そうだ。
 外為市場ではドルが再び90円を割り込む。

2009年1月10日土曜日

幸いなるかな

しあわせな人

幸せな人 神を畏れ主の道を歩む者
神よ あなたの幕屋に泊まる人 あなたのとうとい山を住まいとする人は 誰それはとがなく歩み 正義を行ない心からまことを語る人
幸せな人 神を畏れ主の道を歩む者
言葉で人を傷つけず悪を行なわず 隣人を辱めない 神を捨てた者を戒め 神を畏れる者を尊ぶ この様に振る舞う人は とこしえに揺らぐ事がない

詩編15:1-4
典礼聖歌101

第6留

私は十字架の道行きの第6留の情景がとても好きなので、それをデザインしてもらいました。具体的な場面を抽象的に表すのは、さすがプロです。いくつかの工房にデザインを依頼しましたが、ここしかできませんでした。

2009年1月9日金曜日

悪材料はこれから出る

 株は、悪いニュースで下げたときが「買い」の場合がある。一方、悪いニュースでは、売れば損が確定しても更に下がる前にさっさと投げ売りしなければならないこともある。
 その見極めは次の通り。

1 悪材料は、徹底的なものであり、これで最後のものなら買いである。この局面の株価は、それ以上下がらない。あとの材料は+に働く。
2 悪材料は、今後も出る可能性が高いなら売りである。この局面の株価は、単なる下げの途中に過ぎないからである。あやもどしで少し上げても、またさらなる悪材料で下げる。その時はあや戻しの買い玉が更に重しとなって上値を抑えるから一層上げにくくなる。

今のアメリカとそれに連動した日本やアジア株式は、上記では2である。
 そのわけは、

1 12月の米雇用52万人減。失業率7.2%。前月より上がっている。年間ベースでは258万9000人減で第2次大戦中1945年(275万人)に次ぎ、戦後最大の減少となった。しかも、雇用者数、失業率ともに市場予測よりも悪かった。

2 米製造業10月の景況感指数、前月よりも下がっている。38.9となった。1982年9月以来、26年ぶりの低水準。好不況の判断の分かれ目は50であり、それを3カ月連続で割り込んだ。しかも、市場の事前予想(41.5程度)も大幅に下回った。

 これらは、9月に急速にあらわになった金融危機が実体経済にも影響し、幅広い業種で景況感の悪化していることを示す。底値をいつ打つのか分からないところが更に怖い。項目別には「雇用」が34.6と前月比7.2ポイント低下。「生産」も34.1(6.7ポイント低下)。企業の生産や設備投資が一段と低迷していることが鮮明である。さらに、「輸出」は41.0と11.0ポイントの大幅低下。個人消費の失速を映し「輸入」も41。「価格」が37.0と16.5ポイント低下。米失業保険申請、26年ぶり高水準1週間の新規申請件数は季節調整済みで58万6000件。前週に比べ3万件増加。1982年11月下旬以来、約26年ぶりの高水準。個人消費を柱とするアメリカの内需低迷は必至。失業保険の受給者総数は437万人。

 このようなわけで、私はとても今の低株価が「買い」だと思えない。今が底かも知れないが、今の「買い」は、丁半博打だ。まだまだ悪い材料が出続けると思う。そのたびに株価は落ちる。政策期待でやや戻す。また悪材料が出る。更に落ちる。そうなるのではないだろうか。オバマの就任前の今、80%という支持率の高さも良くない。就任して、期待通りに運ばなければ株価は急落するだろう。四方によい政策はできないのではないか。例えば、ビッグ3を救済する財政投入は、国家財政を悪化させる。ビッグ3を救済しなければ、膨大な支持基盤を失う。なにしろ労組が強い。労組はデモクラティク・パーティの巨大な支持。財政の投入に道があるならいいが、労働者の一部の生活を一時守るだけで、企業業績は回復せず無駄遣いになるだろう。
 住宅価格を上げるしかないが、バブルで上がったものは、いいところで収斂する。それがどこなのか、分からないところに、問題の根の深さを思う。

 私は今、全力で売りたい気分だが、株の世界は何が起こるか分からない。全力をかけて良いほどの自信もない。才能もない。だからちびちびと売りをかけているのだ。
 トヨタ自動車、京セラ、大建工業など売っている。大建工業は月曜日、かなり下げるだろう。小型の住宅建築業は暴落するだろう。

2009年1月7日水曜日

2年9か月ぶりの日経7連騰

 日経平均株価は9,239円となった。
 6日のNYダウが反発したうえ、1ドル=94円とさらに円安に進み、オバマ新大統領の景気対策効果期待がそのわけ。
 今日は3,250円、トヨタ自動車を空売りした。
 オバマが自動車関連に金を出しても、私には、あの業態が回復するとは思えない。
 トラックのような大型エンジンとボディの、製造元に1台1万ドルの利益をもたらす車がかつてのように大量に売れるようになるとも思えない。小型車や環境配慮車を造ろうとしても、その部品、期間技術は日本のメーカーの方が持っている。オバマは選挙中からビッグ3をつぶすわけにはいかないと言ってきた。強大な支持母体である全米自動車労組に対する言葉だ。
 自動車労組の力はそうとうに強く、日本よりも高い労働コスト(生産性が日本より悪く、時給は日本の1.3倍である)を維持するためだけではなく、退職者に対する手厚い保護(例えば高額年金、フィットネスクラブ、病院、保健など)がある。20歳でクライスラーに入り、30年勤めて退職すると50歳である。そこから死ぬまで平均的な労働者で年間3万ドルの年金が出されている。それを守るために公的な資金を出そうというわけだ。それで会社が立ち直るなら結構だが、私は立ち直るとは思わない。
 新大統領として就任後、景気対策を発表するだろう。それはかなりの額になるだろう。それまでに株価が上がっているか、今の状態を保てば、この政策を発表した直後は下げの始まりだから売りだ。発表までに株価が下げていれば、政策を発表した直後は上がるだろうから、1日おいて売りだ。たぶん、前者になるだろう。
 ただ、アメリカという国はジャーナリズムや基礎研究の力や軍事力を見れば分かるように、相当な底力を持っている。今回の金融危機でつぶれ、世界の基軸通貨であるドルが弱いまま推移することは、10年くらいのスパンでは考えられない。オバマを大統領に選んだことも、彼が敵を巻き込んで政権を造りつつあることも、日本にはできないすごい国だと思える。評論家が言うように、今年前半で株価が持ち直すと考えるほど私は楽観的ではないが、長くても5年後には強いアメリカが実現しているだろう。

2009年1月6日火曜日

株価544円 +30(+5.84%) ジー・エス・ユアサ

(株)ジーエス・ユアサ コーポレーション 【東証1部:6674】の株価が、544円引け、前日比+30円

業績も未来も200円でも高いと思われる会社だ。蓄電関係はむしろシャープなどの方が狙える。鉛バッテリーではどうか。車自体が売れない時代。

今の相場は、売り方をつぶして無理矢理買わせる、「空売りの踏み上げ相場」である。
今日も7,000万株近くの売買があった。東証全体で21億株の売買。ユアサは3億6千万株しか発行していないのに。

いずれ200円に戻る。今売っておけば儲かるだろうな。

オバマ期待

 日経平均は6営業日連続で上昇し終値9,080円となった。高値9,171円まであった。これは、オバマ米次期大統領の景気対策への期待から円安・ドル高に進み、自動車、電機など輸出関連銘柄が買われたから。
 午後に入り株価はたれたが、米国の金融市場の機能が回復に向かっているとの見方も重なり、買い優勢であった。

 オバマ大統領期待の上げは、予想どおり。ここは売りの機会だ。怖いところだが売りだ。
 オバマがビッグスリーを切れるか。ユダヤ人票を切れるか。イスラエルを切れるか。アフガン対策をやめるか。環境ニューディールが功を奏するか。
 今回の景気減速の原因である住宅価格が上がらない限り、カンタンじゃない。

 今日は昨日に続き京セラを空売。

 今日のテレビで経済評論家が、今年の日経平均は16,000円になると言っていた。日経は5,000円台に暴落するだろうと考える私は、笑えるほどばからしい。もし16,000円になったら、売り偏重の私は大損するだろう。

2009年1月4日日曜日

Kissinger

H.A. Kissingerへのインタビューをテレビで見た。(テレビ東京)
10の提言の中で同感できるのは次の点。

  原油が1バレル42ドルの現在だが、75ドルくらいで落ち着く。

同感できないのは次の点

  今年前半はドル安株安。後半はドル高株高となる。

彼は、ニクソンとフォードの期の大統領補佐官で、国務長官でもあった。
両親がユダヤ人で、アメリカへは亡命者である。
ハーバードを出て博士学位を取った。
アメリカにはこうした優秀な亡命者を実力で評価して、国家の中枢にさえ置く風土がある。
日本はこれから、人口減少に向かい、この多国籍国家を見習わなければならない。
我が国の首相補佐官がベトナムからの移民だとか、北朝鮮からの亡命者だという時代が来ることが望ましい。

My favorite stained glass


This is a lamp of my second favorite stained glass.
Of my room,an old and settled shade.

2009年1月3日土曜日

米ダウはオバマ就任で上げるか

 先ほどのロイターの配信では、米株市場はオバマ政権の景気対策で10―20%上昇するという。
 米国株式市場は2008年に過去数十年最大幅の下落をした。「09年はオバマ政権の景気刺激策によって相場が上向くと市場関係者は期待している。」と。

 S&P総合500種指数は2008年に38.5%下落した。2009年、巨額の資金が株式市場に再流入すると。オバマ新政権が大規模な景気対策を打ち出すとの期待感から、株価が上がれば、日本も上がる。その時は売りをかけていいだろう。非常に怖いところだが、売りだ。
 米国経済がV字回復するとは考えられない。第1・四半期に底を打ち、2009年を通して上昇が続くだろう」なんていうのは、たわごとだ。2009年はS&P500種指数が20%上昇するというのは根拠のあやふやな予想だ。
 オバマ大統領が1月20日に就任し、大規模景気刺激策7,750億ドル以上の規模になる。これはますますのドル安を招く。ドル安は輸出に頼る最近の日本との関係においては、東京株安だ。
 行き場を失った資金が「数兆ドル」あるというが、消費の落ち込みは深刻で、世界のGDP60兆ドルに対し、8兆ドルの需要消滅といわれる。アナリストらは、割安な株価と行き場を失っている豊富な資金が、2009年の相場回復を後押しすると指摘するが、景気の悪化にはジャブジャブの資金も勝てない。
 米株は2008年11月20日に1997年以来の安値を付けたが、2008年末に約18%戻した。株価は底を打ったとの見方もあるが、私は底はこれからだと思う。

大発会の株価

昨夜のニューヨークは高かった。ダウは9,000ドルを越えた。3%近い上昇。
このままの情勢なら、5日(月)の大発会は、高く始まるだろう。1,2%の上昇で始まるとそのまま行くだろうが、寄りつきから4%以上の上昇であれば、引けの11時には株価は下げるだろう。
寄りつきが5%も上がるなら、売り乗せて良い。
京セラ、トヨタ自動車を売ってある。三井物産は買ってある。5日(月)の寄りつき予想は、
三井物産950円
トヨタ自動車3,47円
京セラ6,705円
これよりずいぶん高いなら売って良いと思う。

貧困の連鎖

かつての被差別部落は、貧困と教育力のなさが悪循環していた。それは昭和44年の政府の同和対策審議会答申に明らかである。
今、日本の子どもの貧困世帯率は14.7%だという。これは上がるだろう。貧困世帯の子どもは学力、健康などの面で不利である。その家庭は更に末裔も貧困と教育と健康の不利を背負っていく。貧困の連鎖は、教育の不利を引き起こしていくのだ。
これはかつての同和地区が明治期から抱えてきた問題である。
義務教育段階の公教育が質の低下を呼べば、経済的に豊かな階層は私立で恵まれた教育を望むだろう。
就労者の3割以上が不安定就労で、そのうちの多くは年間200万円台の収入である。義務教育小中学校における給食費等未納問題は、決して怠けている家庭だけの問題ではない。払えない家庭があることを忘れてはならない。

人口減少の国の将来像

人口減少がとどまらない日本では、様々な問題を予想する。新生児は年間105万人。小学生は年間120万人生まれていた。大学生は130万人。停年を迎える世代は、270万人生まれていたのだから、激減ぶりは甚だしい。米国が人口増加している国であるが、それは移民による。日本も移民を受け入れながらアジアとの成長共有が必要だ。
株価はそこを見ているのではないか。

国の関与と国債

変動金利の国債は、昨年10月には、100円額面に対し90円を割った。また回復したが、問題は、会計基準の政府の関与である。
銀行協会の会長が政府の中川大臣に要望して、会計基準を時価会計から棚上げした。国債の評価損を隠すためである。株の空売り禁止と同じで、一時隠してもいずれは明らかになる。山一証券がつぶれたのも、歴代隠し続けた「とばし」の露呈だった。
株式まで評価損を隠すために、企業の会計から時価評価をやめようとする。それは表面的なお化粧に過ぎない。

2009年1月2日金曜日

大発会

大発会は5日だろう。
今日だと思って探したがやってなかった。
休みが重ならなければ1月4日。

大発会が急騰すれば売り乗せていいだろう。
3日、4日で悪いニュースがなければ、大発会は上げるだろう。前引けで売りかと思う。
今回の不景気は相当悪い。そう思っている。
原油は42ドルでは安すぎる。
昨年147ドルまで行き、32ドルまで下げ、戻してきた。それでも安いが、原因はイスラエルのガザ爆撃ではない。アフガニスタンの不安定でもない。産出量が多すぎるわけでもない。OPECは最大級の減産を決めたばかりだ。
原油が安い原因は一つ。世界に不景気が来るため消費下落予測。

2009年の日経平均予測
いくら高くても12,500円
いくら安くても 5,000円
今9,000円を目指してあげてきたから、正月のスタンスは売り。
特にオバマ期待で上げているのだから、オバマが政策を実行に移す頃から下げてくるだろう。
米国は、GEは買いだが、GMは売り。

My favorite


This is my favorite stained glass.
It is filled in the table of my room,the soft light and warmth.

祈り

全能の神と、兄弟の皆さんに告白します。わたしは、思い、ことば、行い、怠りによってたびたび罪を犯しました。聖母マリア、すべての天使と聖人、そして兄弟の皆さん、罪深いわたしのために神に祈ってください。
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天におられるわたしたちの父よ、
み名が聖とされますように。
み国が来ますように。
みこころが天に行われるとおり地にも行われますように。
わたしたちの日ごとの糧を今日も お与えください。
わたしたちの罪をおゆるしください。わたしたちも人をゆるします。
わたしたちを誘惑におちいらせず、
悪からお救いください。
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恵みあふれる聖マリア、主はあなたとともにおられます。
主はあなたを選び、祝福し、あなたの子イエスも祝福されました。
神の母聖マリア、罪深いわたしたちのために、今も、死を迎える時も祈ってください。
栄光は父と子と聖霊に。初めのように今もいつも世々に。