ちょっとしたインフレ傾向で、徐々にものの値段が上がり、賃金も上がる、そんな時代は良かった。
今のエネルギー、食料の価格上昇が物価水準上げているのは、危険だ。
いまは景気を押し下げる物価上昇だ。総務省11月30日発表10月全国消費者物価指数(2005年=100、生鮮食品を除く)が100.5となった。上昇は10カ月ぶり。生鮮食料品も高くなっていると聞く。
こうなると嫌な傾向だ。
ガソリンも一斉値上げというのは、独禁法上可能なのか。このエネルギー関連を除くと、物価はマイナスのまま。消費や企業収益が悪くなれば、景気には良くない。
デフレからの脱却を目指した日本経済にとって物価上昇は歓迎されてもよい。ところが、今の上昇は良くない。賃金が上がって、金ができて、株も上がるから余計金ができる。購買力があるから、品物が高くなっても売れる。運賃が高くても乗れる、そういうことがよいインフレ。
テレビも安い、パソコンも安い。CPU、メモリー、ハードディスクといったデバイスは性能向上が続いているため、デフレと見なされることはある。しかし、今の安値は、投げ売り状態。近くのコジマにいけば、いかに儲からないか、予想できる。1000円以上していた株価が、今は半値。
それはよく分かるし、私は予想していた。
FX取引をやってみたい。まだやっていないが、相当の利が乗るらしい。損も大きいらしい。つまりかけが大きいということだ。私は短期ではドル買い円売りだが、長期では逆だと思っている。原油については、ここ2年、予想が立った。為替は短期ではあたることもある。FXは、取り締まり強化の過程にある。破綻企業が出、投資家が問題を抱えた後、相当の金が取引から引かれる。その時なら参入しても面白いかも知れない。今すぐというのも無謀な気もしないではない。
尊敬すべき犯罪者がある。
外国為替証拠金取引(FX)などの財テクでもうけた約7億6000万円を申告せず、約2億7000万円を脱税したとして、東京地検特捜部は東京の元会社員を脱税容疑で逮捕したという。素晴らしいじゃないか。ここまで儲けられるということは、相当のばくち打ちだ。人の金を預かってファンドでもやったら、利益を還元できた。凄腕投資家。今後多額納税者として表彰でも受けるかも知れない。
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