華族は明治政府によって生じた。大名は領地と領民を政府(朝廷側)に巻き上げられた。
華族はそこで生じた。300の大名家と、公家たち、そして維新の人物。
藩士は士族となった。禄を与えられ、特権があった。
たとえば、貴族院など、公爵と侯爵しかなれなかったし終身だったとか聞く。
ところが、第二次世界大戦後、財産税が法定化され、華族は地位だけではなく土地、家、骨董などの資産もなくした。資産10万円以上から課税されたが、極度の累進制があり500万円以上の資産家はその85%を国に払った。1,500万円以上の資産についてはその90%が税となった。最大の財産税納税者は天皇家で、税額34億円だったという。歴史の節目の話を読んで、いろいろ考える。
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