経済雑誌を読んでいたら、怖くなる。
1.政府の債務残高は、対GDP比で過去最高。
2.政府の言う2025年に、年金は大丈夫というのは、それ以降はだめだということ。
そのうち1について。
1905年日露戦争のころ 国の債務はGDPの60%
1944年太平洋戦争のころ 国の債務はGDPの176%
大戦後、国の債務は激減した。
1980年頃から再び増えだし、50%を超えた。
今、200%に近いそうだ。
歴史的には、国はいつも個人資産を使う。
戦後は債務を金で払ったために札があふれ、インフレーション(4年間で物価が約100倍)にした。そのため国債は紙切れ同然の価値になった。つまり、個人資産を吸い上げて債務を解消した。その他、農地解放や財産税など、急激な強烈な個人資産吸い上げがあって、戦後の日本は立ち直った。
日本も、こうした強烈な手法をもって対処することしか、方法がないのだろうか。日本はとんでもない赤字国(累積864兆円)だが、他国にない個人現金資産(1,400兆円)がある。
金が最高値を更新しているが、それにはこうしたわけがある。
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