2012年6月3日日曜日

10年後の株価はどうなっているのか

株式は低迷を続けている。  短期的には、1年もたてばこうなるだろうという予測が、1か月で達成することもないわけではない。 株価はイメージと取り組みと実態経済で決まる。 買う条件は、 1 イメージが最悪で、もうしばらく10年は上がらないだろうとか、日本経済はだめだとほとんどの評論家も言い出しているとき。 2 取り組みはひどくて、上値を抑えられている。たくさん買い玉がしこっており、とても上がらないと思われ、しかも、その状態が1年も続いているようなとき。 3 実体経済が悪いが、将来は良くなるだろうという、多くの人が予測していない予測を自分がしているとき。 この条件3つがそろったら買いだ。 指標も、評論家も、一部の話は正しい。しかし、全体を見ていない、予測していないことがあまりに多い。株式は、ITバブル以降横ばい。日本株は「失われた20年」と言われる。もう上がらないのではないかと言われる。しかし、米国ダウの100年推移は、株式が10年以上横ばいしたことが3回ある。1900年から1920年、1960年代から1980年はじめ、今回が1990年代後半から3回目。  過去の2回はイノベーションで産業構造が転換し、生産性が改善して、株価は上昇トレンドに入った。今回も、イノベーションが起きて、相場が上昇トレンドになるのだろうか。  少子高齢化、これをどう解釈するか。円とユーロ、ドル、為替をどう解釈し、予測するかが重要だ。

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