2010年4月11日日曜日

マテオ

今日は、老シスターと話していて、マタイによる福音書の「山上の垂訓」の部分を教えて頂いていた。
シスターがマタイではなく「マテオ」とおっしゃったのが、何だか嬉しかった。

日本のカトリックは、戦後ずいぶんしばらくの間、ドン・ボスコ社出版のバルバロ訳しかもっていなかった。その後、フランシスコ会が名訳を出し、最近ではプロテスタント諸派との共同訳を出し、それが使われることが多い。この、初期のバルバロ訳では、マタイをマテオと訳しているからである。
私は文語調のプロテスタント訳が好きだから、バルバロ訳も嫌じゃない。

こうした訳の違いはたくさんあって、
コヘレト=伝道の書
マタイ=マテオ
使徒の働き=使徒行録
聖トマ使徒=トマス
ヨハンネス=ヨハネ
ルカス=ルカ

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