日本の完全失業率が8月5.5%と発表になった。これは、すごいこと。プラスの意味で。
過去最悪だった前月5.7%から7か月ぶりに改善した。ロイターの事前予測は5.8%だったから、大変。
雇用については、底入れが近いとみて良いだろう。
米国の失業率が9.8%になった。それで株価が下がっていると評論家は言う。私に言わせれば、ぜんぜん違う。株価が下がったのでその意味を見つけたら、失業率が9.8%の発表が直近にあったというのが本当だ。米国の失業率は10%になる、それが半年前からのコンセンサスになっていた。むしろ悪化に歯止めがかかりつつある。今回の暴落は需給で説明できる。
評論家が、みんな「もっと下がる」と言っているが、それほど下がらないだろう。
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