加藤和彦が自殺した。朝日新聞に北山修の追悼が載っていた。きたやまおさむ と芸名でコメントを寄せたところに、北山修の男心を感じる。
自殺に対しては、いろいろな人が批難めいたことを言う。しかし、本人は苦しみの極みにあって、右にも左にも生きられなくなったのだろう。その苦しみが他の人に分かるか???
魅力的な鋭敏な感受性は哀しみを帯びていた。名曲「あの素晴らしい愛をもう一度」を15分で作曲したという天才の脳は、凡庸なこの世にはつらいものだっただろう。
神様から頂いた命を自ら消すことをカトリック要理は許さないが、私は、加藤和彦が今、神様のもとで安らいでいると信じている。
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