ワシントンG7で、世界経済の急激な悪化が、ここにきて、やや緩和しつつあることを声明に盛り込んだ。ニュースでも取り上げていたが、どうも勘違いじゃないか、読み違いじゃないか、期待先行では?と思われる。
間違ってはならないのは、底を打って上向いたのではない。
ところが、昨夜の米国の株価は上昇し、日本もけっこう高値で安定していると思う。
私はこれから景気は更に落ちると思っているので、興味深い。
今回の声明では「景気後退速度鈍化」なのである。
国際通貨基金(IMF)は2009年の世界の成長率マイナス1.3%と読んでいるが、これは戦後最悪だ。
今後は、為替レートにおいて中国の「元」切り上げが求められよう。アメリカドルが基軸である限りこの圧力は続く。そうしなければ、米国の国民の豊かさを維持できない。円に対してもドルは同じだ。
これが終わるのは、10年後か、50年後か分からない。ドルが基軸でなくなる時。
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