最近株が高い。アメリカが株高だから。
しかし、日本は売りだと思う。
理由は、
1 税収などの歳入は37兆円。公債による歳入が44兆円。累積債務が900兆円にならんとしている。つまり、全収入37万円の家で、44万円借金をし、これまでの借金が900万円ある。
2 今の日本の政党では対策を講じられない。あまりにもポピュリズム的で、将来を考えず、ただ当選し権力を得ることがねらいの国会議員たちには、対策を打てない。
3 いずれ日本の債券が売れなくなる。金利が上がる。ますます借金は増える。税収のほとんどが借金の金利にならんとしている。そのとき、強烈なインフレしか打開策がない。
今朝の朝日新聞では、次のように伝えた。
・2009年度に支払われた生活保護費が3兆円を超えた。
・病気や障害がなく、働ける年齢の世帯は23万世帯で、2年で倍増した。
・大阪市は1年3,000億円かかる。
私は、増税と、生活保護法の改正など、社会保障制度改革をやるしかないと思う。
・消費税は20%にして、食料、医療、教育、衣料を無税とすべきだ。
・「最低限度の生活を保障」というのを下げるべきだ。
・働けるのに働かない場合は、収入が無くても、保護支給を切るべきだ。
・贈与税、相続税はもっと取るべきだ。
しかし、それをやろうとする政党が一つもない。政府は
「保護受給者の就労と自立を促す」
などとたわごとを言っている。そんな時間はない。このままいけば、数年で破綻する。今まさに、薄氷上を歩いているのに、与党は子ども手当、高校無償化、高速道路1,000円と金をばらまいて、日米安保は揺らぎ、できもしない政策を公約して議席を獲得して公約違反を謝罪もしない。
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