2007年8月8日水曜日

久しぶりの大敗を喫した

日経平均は続伸し、終値ベースでは7月31日以来、6営業日ぶりに1万7000円台を回復しました。売り買い交錯で商いも高水準に達し、出来高は7月27日以来の25億株乗せ。
寄り付き前に発表された6月の機械受注統計が事前予想を大きく下回ったことが心理的な重し。しかし、前日の米国株が続伸したことや1ドル=118円台後半への円安進行を好感する買いが増え、日経平均は小安く寄り付いた後、先物主導で上げていきました。銀行など金融株が買い戻されたことも。
ただ、節目の1万7000円台に乗せると戻り売りも増え、高値圏を維持しながらも、大引けまで方向感のない動きになりました。週末10日にオプションSQ算出を控えており、市場では「権利行使価格の1万7000円をにらんだ動き」かも。
本日の銀行株や保険株の上昇については、「FRBがインフレ警戒姿勢を維持したことで、日銀による8月利上げへの期待が高まった」との見方が出ていたが、「直近で売られすぎたセクターに買い戻しが入ったにすぎない」との考えもあり、私は後者のほうです。
出遅れ業種が見直される一方、これまで相場を牽引してきた海運や鉄鋼、非鉄株は大きく売られました。

このような中、私は昨日仕掛けて買いに回った大量の住金、新日鐵、が大きな評価損を抱えました。午後2時にザラ場を見てめまいがするほどの評価損です。225の強さとは違って、鉄鋼は2日連続の大幅安に見舞われたからです。
今こそ買いだと思っても、これ以上の信用建て玉を抱えることは、家を新築できるほどなので、やめました。しかも、建て玉をほとんど損切り処分<反対売買>しました。安値で投げ売ったということです。情けない、哀しい。でもそれほど悲観していないのは、取り返せると思うからです。明日、今日の売値よりも10円でも安ければ、また買いたい。このまま下げていく鉄鋼ではないと思うから。

そういえば、予想していたとおり、DeNAが下げた。この下げは今日だけではないと思う。明日戻すなんて甘いもんじゃない。
ここからどんどんと二階落ち、底がいくらか分かりませんが、下を見に来るでしょう。一日の出来高が細り、3日から5日後くらい、これでもかという値を感じたときこそ、買いなのです。
今のミクシィのように。下げきって呆れたときの好業績銘柄は、どんと買えます。
売りが売りを誘い売りこそ間違いないという弱気一色のときに、相場の気配と一緒になって売っている、そのような今日の鉄鋼の私の<信用売り返済>はもったいないです。
金がないからこんなことになる。
自分の身の丈にあった投資額にしなければ、勝てない。

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