2010年2月21日日曜日

ゆるしの秘蹟

今日は四旬節第1主日。
朗読は、申命記26,ロマ書10,ルカ4。

10か月ぶりに会ったシスターに「いつも祈ってますよ」と言われ、感じるところがあった。

初めての「ゆるしの秘蹟」を受く。
償いは示されなかったが、洗礼の意味と心がけを指示された。
私の悔い改めの祈りは、詩編51の最後が「私はあなたの道を歩みます」になっているほうにした。

黙想会参加。
・タレントについて、考えさせられる。
・愛は心を受けると書く。心とは、相手の心の痛みだというお話しは納得。

2010年2月13日土曜日

ポイント還元

小売店の発行ポイント残高は、2009年度7,900億円(野村総研)。経理上引当金を充てる。しかし、国際的な基準では、負債に計上すべき。
ビッグカメラでは、売上高の約8%がポイント。1か月で500億円近くの負債。こうした会計はいずれ破綻する。

少子化と企業

少子化は経済に大打撃。税収減。生産減。経済縮小。企業は大打撃。

しかし、少子化の責任は政治だけではない。企業は少子化の責任を負っている。今のような労働状態では、女性は仕事と子育ての両立は困難だ。
河合塾の調査では、国公立医学部合格者の母親は7割が働いてない。解釈は様々だが、よいことだと思えない。
女性が仕事をしっかりでき、結婚や、出産をためらわないためにも労働環境が必要だ。

公務員が民間よりも女性の労働条件を守っているといわれるが、あたりまえのこと。
自治医科大学の先生の話が新聞に載っていた。
「医師になる人の3割以上が女性だが、出産後医師に戻らない。なぜなら、休んでいる期間にキャリアが奪われる、研修が付いていけないから。医学教授に占める女性の割合は0に近い。」

結婚や出産でキャリアアップが望めなくなるのでは、日本の少子化は避けられない。雇用主にも責任がある。

逝きし世の面影

『逝きし世の面影』渡辺京二著を読む。
一昨日届いた。600ページを超える文庫版だった。寝転がって読むには、不便なカバーの弱さと重さだ。
 江戸末期から明治初めに来日した外国人の著作を丹念に調べた力作で、失われた日本の文明をうかがうことができる。
 「文化は残るかもしれないが、文明は滅びる」。おひな様は残っても、それは精神的な面で江戸の家庭にあったおひな様ではない。一茶や蕪村の心はない。